目立てば運命の出会いも!? 幸せを呼ぶ結婚式の参加術
こんにちは。マーケティングライターの牛窪恵です。そろそろブライダルシーズン。皆さんの中にも、友人の結婚式にお呼ばれしている人もいるのでは?
でもせっかくのハッピーな席でも、やっぱり「トホホ体験」しちゃう女子っているんですよね。
Q.友人のレストランウエディングの会場が見つからない!長いドレスを着て走りまくる姿に、街ゆく男性たちもクスクス。周りの人に聞きまくってなんとか1時間以上遅れて到着しましたが、めちゃめちゃ恥ずかしかったです~(Yu-ki☆ 20代)
Q.初めての参列、とりあえず美容院で髪をセットしたのですが、友人はおろか会場の誰よりも目立つ「盛り髪」に。「あの盛ってる人の後ろの後ろの席」など「目印」にされる始末で、友人の新婦さんにも笑われてしまいました。(karina 20代)
私も以前、最初のYu-ki☆さんと同じように、ウェディング会場に迷ったことがあります。
とくにレストランウェディングって、同じような場所に似たような店が並んでるんですよね。会場に着くころにはお化粧も髪型もボロボロ、かなり「イタイ女」になっていたはず。確かに恥ずかしかった!
一方のkarinaさんは、「走ってヘロヘロになったから」じゃなく、ビシッと決めたつもりだったのに髪を盛りすぎて目立っちゃった。しかも「目印」って(笑)。そこで「よかった、私も誰かの役に立ってる!」と思えればいいですが、そこまで能天気にはなりきれない。分かります。
ただ、Yu-ki☆さんもkarinaさんも、ちょっと視点を変えて、こう考えてみてはどうでしょう?
実は、いま「夫婦が出会ったきっかけ」で一番多いのは、「友人や兄弟(姉妹)からの紹介」。29.3%と、3割にものぼります(10年 国立社会保障・人口問題研究所調べ)。
トサカヘアーで目立ちすぎて「目印」になったkarinaさんは言うまでもなく、1時間以上も遅刻したYu-ki☆さんも、会場ではかなり目立ったはず。
となると。会場であなたを見止めた男子が、「あれ?あの子、カワイイじゃん」「誰なの?紹介して」と、後日あなたの友人に迫るかもしれない。
また、ロマンチックな映画だと、主人公が道に迷ってダッシュしたり、会場でヘンな格好をしていると、たいていイケメンが正面からぶつかって、「おい!前見ろよ」とか「なんだ?!その頭。邪魔だろ!」なんて怒鳴ったりする。でも、いざ会場のテーブルについてフッと横を見ると、「あ!あのときの!!」。そう、なんと二人は隣りの席で、そのあと徐々に恋に落ちていく......。私が好きな、韓流ドラマの定番です。
確かに、現実にはレアケース。でも100%ないこととも言い切れない。せっかくのハッピーな場です。せめて妄想ぐらい抱いてもいいですよね。
日本には「福を呼ぶ」とか「笑う角には福来たる」といういい言葉があります。失敗しても笑顔でいる女子の周りには、案外ブーケトスのブーケも、舞い込んでくるかもしれませんよ♪
次回テーマは「おうちデート」
コラム「トホホ恋愛☆相談所」では、読者の皆さんからコメントを募集しています。次回テーマは「おうちデート」。自宅ならではの失敗談や質問をお寄せください。
コメント例:
大学時代、カレと私の家で鍋をしたときのこと。緊張のせいか、私だけとんでもない腹痛に襲われました。本当はすぐにトイレに駆け込みたかったけど、そこは狭い1Rのアパート。女子的には「いろんなこと」が気になり、ひたすらもがき苦しんでいました。苦肉の策で、買いだしを理由にコンビニでトイレを借りたまではいいんですが、その後10分もたたないうちに2回も3回もコンビニにお世話になることに...。それ以来、カレとは気まずくなり、コンビニからは足が遠のいてしまいました。
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1968年、東京生まれのマーケティングライター。女だらけのマーケ会社・インフィニティの代表取締役。著書を通じ「おひとりさまマーケット」「草食系男子」「年の差婚」などの流行語を世に広める一方、無類の知りたがり&ホテルヲタの血を活かし、取材執筆や講演に奔走する。テレビの準レギュラーは「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)、「キャスト」(朝日放送)ほか。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。