マーケティングライターの牛窪恵です。いよいよ秋の紅葉真っ盛りのシーズン。こんなときはカメラを持って、ステキなカレと外にお出掛けしたいですよね。

不思議なもので、写真がうまい男子を見ると、つい「カッコイイ！」と思っちゃうのが女ゴコロ。たぶんクルマの運転と同じで、メカを自在に操る姿が"リーダーシップ"を連想させるから、なんですが......。でもイマドキは、ちょっと困ったちゃんの男子もいるようで......。

●昔のカレがカメラに凝っていて、「私を撮って～」とおねだりしたことがあります。かなり「上から目線」でポーズとか指示されたのに、出来上がりは微妙......。ドヤ顔で見せてくるから、正直、コメントに困っちゃいました。（ヨッピー／20代）
●カメラマンを目指してる元カレに、10万円のカメラをプレゼントしたら、途端に別れた。遊ばれたとは思いたくないけど......。ローンだけをひたすら返した思い出があるから、なんかカメラって聞くとトラウマです。（杏／30代）

杏さんの元カレは、ちょっとひどいですね。10万円もする高価なカメラをもらって、別れてもそれを返そうとしないなんて。せめて将来、大物カメラマンになってくれれば、「昔、私がカメラ買ってあげたの～」と周りに自慢できるのに。悔しいから、長い目で元カレの行く末をウォッチングしてやりましょう。

一方、ヨッピーさんの例は、カレが"写真ベタ"でガッカリ、というケース。

ところでなぜ、好きな人が写真ベタだと「あ～あ」と落ち込みやすいのでしょう？実は複数の調査や研究から、女子は男子のふだんの行動を見て、"恋愛じょうず"とか「キスやエッチがうまそう」と判断していることが分かってきました。

女子が弱いオトコの「さりげなさ」

たとえば、イギリスのある携帯電話会社が、18歳～40歳の女子に聞いた、「ダンスと恋愛」に関する調査。

これによると、まず「ダンスのうまさとエッチのうまさは、関係していると思うか？」との問いに、80％の女子が「はい」と回答。また、67％の女子が、単に「過激なダンスをする男子」を見ただけで、「エッチが最悪そう」「恋愛ベタだろう」と判断していることも分かりました。

とくに、「ダンスで腕を使いながら、やたらと自分アピールを表現する人は、エッチも自分中心に違いない」という辛口な声が目立ったとか。

では逆に、どんなダンスをする男子を、女子は"恋愛じょうず"と見ていたのか？　ズバリ、「さりげない動きがカッコいい人」や「リラックスした踊り方をしている人」。つまり、女子がグッとくるキーワードは、「さりげなさ」と「リラックス」なのです。

考えてみれば、写真でも運転でも、カレがカーブでさりげなく「もたれていいよ」と言葉をかけてくれたり、「その笑顔いいね」などリラックスしながら撮影してくれたら、それだけで好きになっちゃいそうですよね。

でも逆に、「飛ばすからな」と乱暴な運転をしたり、「もっとこっちに立って、笑えよ」など上から目線で指示されれば、たとえ結果がどうあれ、「こんなに強引だなんて、きっとあっちのほうも」と、つい斜に見てしまうもの。

＊ 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。