2024/6/12

PMS、更年期...人に言えない「生理」の悩み。10代から50代の「これって大丈夫?」に答える本。

7割がPMS。生理前からつらい...

生理の3日前から10日前になると、胸が張る、眠い、頭が痛い、だるい、食べ過ぎてしまう、イライラする、落ちこみやすい......など、心身の不調を感じることはありませんか? これが「PMS(月経前症候群)」で、生理がある女性の7割に何らかの症状があるといいます。

では、どんな人が生理前に不調になりやすいのでしょうか? それは、生活が不規則な人、疲れをためやすい人、無理をしてがんばりすぎる人。PMSの症状は、疲れていたり体が弱っていたりすると、強く出やすいそうです。また、カフェインはPMSの症状に悪影響をもたらすので、生理前のお酒、たばこ、コーヒーなどは控えるようにします。

ここで覚えておきたいのが、生理による不調をやわらげるには「血流をよくする」ということ。血流が悪くなると、卵巣、子宮、脳に十分な酸素や栄養素が届かず、働きが弱くなり、生理のトラブルが起こりやすくなるのです。

■「血流がよくなる」4つのポイント
1 栄養バランスのいい食事をとっている
2 夜、しっかり眠っている
3 リラックスの時間がある
4 軽い運動をしている

ごく基本的な生活習慣ばかりですね。本書では、「理想的な睡眠スタイル」「幸せホルモンアップ呼吸法」「腰まわし体操」「あおむけのびのびストレッチ」など、生理前・生理中を快適に過ごすための「おうちでできるケア」が紹介されています。

たとえば、生理周期が乱れたり不調が続いたりしているときは「ごはんとおみそ汁」を、とあります。手軽でありながら、必要な栄養素がたくさんとれる組み合わせなのだそうです。

ある程度の年齢になると不調にも慣れてきて、「あぁ......またか」とあきらめていた気がします。知らなかっただけで、できることは案外いろいろあるようです。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

[続き]閉経と更年期。実際どうなの?
2

人気キーワードHOT

特集SPECIAL

ランキング RANKING