「今年は、こんな1年にしよう!」――東京バーゲンマニアの読者の皆さんにも、お正月、そんな目標を立てた人も多いと思います。しかし、ではその後、達成に向けて動けていますか? 「......実は、まだ何も」という人が、残念ながら多数派かもしれません。
というのも、人間はもともと「怠け者」だから。新年に立てた目標を年末まで覚えている人は1割にも満たなかった、という研究結果もあるそうです。
そんな私たちが、せっかく見つけた目標や夢のために動き、動き続ける秘訣を教えてくれる1冊があります。タイムコーディネーター・吉武麻子さんの『目標や夢が達成できる 1年・1カ月・1週間・1日の時間術』(かんき出版)です。
現実の一歩に落とし込む
『目標や夢が達成できる 1年・1カ月・1週間・1日の時間術』吉武麻子 著(かんき出版)
なりたい自分をどれほど熱心に思い描いても、何もしない限り、何も変わらない。わかっていても、最初の一歩が踏み出せない。踏み出せたとしても、途中でやめてしまう......。
そんなふうに中途半端に終わってしまうのは、「やりたいことという漠然としたものを現実の一歩に落とし込む」ことをしていなかったからかもしれません。
ビジョンから長期目標へ、長期目標から短期目標へ、短期目標から今日やることへ。この棚卸しが夢を叶える肝と言えます。つまりは、分解時間術です。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。