ビタミンCを体内に取り入れるメリット
がんの治療の中には、超高濃度ビタミンCを点滴するといった治療があります。これはビタミンCの抗酸化作用を利用した治療法です。この超高濃度ビタミンC点滴は、クリニックで一般の人も行うことができます。
効果としては、抗酸化作用のほか、風邪の予防、美白作用、コラーゲンの生成を促進する効果が期待できます。ただし、超高濃度ビタミンC点滴は高額なので、継続して行うのが難しいかもしれません。そんな人には、従来のビタミンCサプリよりも吸収のいい、リポゾーム化されたサプリなどがおすすめです。
また、ビタミンCは長く体内に留まることができないため、食品からビタミンCを摂る場合には、1日複数回に分けて摂るのが効果的です。
ただし、注意したいのがレモンやオレンジ、グレープフルーツといった柑橘類などのソラレンを含む商品の摂取。光毒性があるため、朝摂ると紫外線の影響を強く受けてシミをまねく恐れがあります。注意しましょう。
夏こそ、ビタミンCを効果的に取り入れて、若々しい肌と身体をキープしてはいかがでしょうか。
遠藤幸子
エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインフォマーシャルなどに出演。ウェブ、雑誌等にコラムを執筆するほか、コスメブランドの広告なども手掛ける。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索。豊富な自己体験を元に情報を発信中。
公式サイト『アンチエイジング ジャーナル』
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。