人生はかゆみとの戦いでもあります。というか冬になると異様にかゆいのは私だけでしょうか。調べたら、冬場は肌が乾燥し、そこに粗い化学繊維が触れると、かゆみを発生したりアレルギーを引き起こしたりするそうです。年齢とともに免疫力が落ちてきたせいでしょうか、化学繊維によるかゆみ率が高まってきたようです。
体の一部が赤くなったりして、キスマークだとあらぬ誤解を勝手に与えている可能性も。ひどいときにはミミズ腫れのようなじんましんが出現し、それもDV疑惑を与えてしまいかねません。エステティシャンの知り合いによると、化学繊維アレルギーは油断できず、かゆみは良い方で、顔がパンパンに腫れてしまった人もいるそうです。そのような症状はもちろん、人前で体をかくという行為が、女としてまずいという説も。自分的にも気を使い、ボリボリとかかずに、爪で押すなどして、さりげなくかゆみを解消させるよう心がけています。
他社にもすすめられるヒートテック
しかし化学繊維は石油が主な原料だと思うと、技術の進歩に驚嘆の念を禁じ得ません。化学繊維は何より暖かいです。ニットなどにアクリルが入っていると保温効果が。そしてこの季節毎日着ているのがヒートテック。いまやアパレルショップで薄手のニットを買おうか迷っていると、店員さんが「中にヒートテックを着ていただければ......」と他社商品を頼りにするほど。でもおかげでモコモコした服ばかりの毎日から解放されました。
今、着ているヒートテックの成分を見るとアクリル44%、レーヨン36%、ポリエステル15%、ポリウレタン5%。以前よりポリエステル成分が減ってレーヨンが増えています。それでギリギリ、ヒートテックは大丈夫なのかもしれないと思いました。人によってダメな化学繊維は違うと思われますが、私はどうやらポリエステル100%が合わないようなのです。
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