推してもらえるのが不思議
モーニング娘。になれないことを知った末吉さんは、中学2年生からオーディションを次々と受けていきます。しかし8年間どこにも引っかからず。ついに男性5人グループ「CUBERS(キューバーズ)」のメンバーになったのが、2015年でした。
アイドルになってみて、アイドルオタクの視点だけではわからなかったこともたくさん知れたといいます。
アイドルになる前は、アイドルってオタクのことどれくらい認知する(顔や名前を覚える)のかなとか、ライブ以外の時もオタクのこと思い出したりするのかな? いやいや思い出さないでしょ、とか思ってたけど、なってみたら思ったより認知するし、思い出します。
握手会で「明日テストなんです」って言ってたら、次の日「あ~頑張ってるかな」とか思う。それって、オタク側だけやってたら絶対わかんないことじゃないですか。それは知れてよかったな。
ちなみに末吉さんのファンは、子どもから年上まで年齢層が幅広いそうです。「オタク友達みたいな距離感」の人が多い一方で、ここ2、3年で「リアコ(「リアルに恋する」の略)」のファンが増えたとのこと。
ありがたいけど、なんで? って思ってます。不思議。心配になる(笑)。だって、たとえば最初にどのアイドルを推そうかってなった時、僕を推そうとはならないと思うんですよ。僕がファンだったら、オタクあるあるやってるヤツ絶対嫌だもん(笑)。
今の僕は、僕的には理想のアイドルではなかったから、それでも推してくれるのはありがたいなと思います。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。