2024/2/29

"オタク"たちに推し活エピを聞きまくった藤谷千明さん。感銘を受けた、ぼる塾田辺さんの一言とは。

藤谷さんにとっての「推し」は?

本の中の対談では、最初に「あなたにとって『推し』ってなんですか?」という質問をしています。藤谷さんにとって「推し」とは?

まずひとつは、今となってはメシのタネですね(笑)。推し活ブームのおかげで、こうしてお仕事も増えたので。

個人的なオタク話だと、14歳の頃から黒夢というバンドのボーカルの清春さんが好きです。土曜日深夜の音楽番組でプロモーションビデオが流れているのを見て「わーっ! かっこいい!」となって、翌日の日曜日に自転車を漕いでCDを買いに行った思い出があります。サブスク時代ではありえない話......。そこから、お小遣いを貯めてライブに行くようになりました。

清春さんの好きなところは、「曲とたたずまいですね。中身は会ったことないからわからないです」とのこと。

今でも変わらずかっこよくて、ファンの期待に応えてくださっています。先日新しいプロモーションビデオが出たんですが、やっぱりかっこよかったです......。

田辺さんも亀梨さんに対しておっしゃっていましたが、ずっとかっこいいと思わせてくれる人、ずっと好きでいさせてくれる人って、すごいと思います。誰しもが世に出続けられるとは限らないじゃないですか。外的な要因も、本人の心身の問題もあるでしょうし。だから、ずっとそこにいてくれるってすごいことだなと思いますね。私にとっての推しは、そんなふうに、ずっと遠くで光っていてくれる"灯台"のような存在です。

最後に、「もし推しがいない人生だったら?」と質問してみました。「うーーーん」と悩んだ後......。

推しがいなかったらつまらない人生だったかと言われると、そうとも言い切れないんですよ。私はけっこう楽天家なので、いなきゃいないでへらへら暮らしてたと思うんです。ただ、推しがいるほうがもっと楽しい。今のほうがきっと楽しいと思います。それは間違いないです。

藤谷さんも含め、本に登場するオタクたちの推し活は多種多様。でも、どんな推し・どんなオタクであれ、「どうせ好き」でい続ける姿にはまぶしいものを感じます。

※この記事による収益の一部は、東京バーゲンマニアに還元されます。

(東京バーゲンマニア編集部)

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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