小腹が空いた時、ついつい甘いものに手が伸びてしまうという人が多いかもしれませんが、これはNG! 甘いものは体重の増加だけでなく、たるみなどの老化をも促進させることに繋がります。とはいえ、間食することが絶対的にNGというわけではありません。適度な間食はドカ喰いを防ぐことにも繋がるので、何をどの程度食べるかを厳選すれば間食はむしろOKといえます。
そこで今回は、おやつにおすすめのナッツ類とそのアンチエイジング効果についてお話ししたいと思います。
おやつにナッツ類がおすすめなワケ
おやつにナッツ類がおすすめなワケは、低カロリーで低糖質だからというわけではありません。
たとえば、カシューナッツはナッツの中でも糖質が高く、10gあたりに2.97gもの糖質が含まれています。また、100gあたりのカロリーは素焼きアーモンドでも約598kcalとむしろ高カロリー。ご飯の量を少なめにした親子丼が600kcal程度であることを考えると、どれほど高いカロリーなのかおわかりいただけるのではないでしょうか。
にも関わらず、おやつにナッツ類をおすすめするのは、高い抗酸化作用のあるビタミンEを多く含んでいる上、良質な脂肪とタンパク質、食物繊維、ビタミン、ミネラルを多く含んでいることが大きく関係しています。これらは多くの現代人に不足している栄養素でもあります。
また、ナッツ類を食べると自ずとよく噛んで食べることに繋がるので表情筋を鍛える効果も期待できます。さらに少量でも満腹感を得られやすいというメリットもあります。
ただし、どんなナッツでもいいわけではありません。高カロリーになったり、塩分過多になったりしないように食塩不使用の素焼きのもので、栄養価の高い皮付きのものを選ぶのがポイントになります。
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