鍼とツボで叶える美容術
3年連続で「ispotベストヒットサロン」部門1位に輝く、「アムラス鍼灸」のオーナー・美月綾乃先生による鍼と美容のコラム。自宅で手軽に始められるツボ押し法や、鍼灸の素朴なギモンに答えます。
2016/3/ 1

無意識に噛みしめていませんか?「顔のたるみ」「肩こり」の原因かも

絶対押さえておきたい3つのツボ

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咬筋を緩めていくツボをご紹介します。

●頬車(きょうしゃ):耳たぶから下にフェイスラインをなぞり、エラの少し手前、食いしばると盛り上がる部分 →5秒押して、5秒離してを繰り返し、固い部分を緩める。

●下関(げかん):耳の前、指2本文くらい前の頬骨の下のくぼみ、口を開くとくぼみが出来る部分 →5秒押して、5秒離してを繰り返す。ここは強く押してしまうと響くところなので、痛気持ちいくらいの圧で。

更にこの咬筋を切り刻むようにな感じで、皮膚に手を当てたままで前後前後にマッサージするのも有効です。

更に側頭筋も一緒に緩めていきましょう!

●頭維(ずい):おでこの頭皮の生え際、両方の角から1センチくらい上のくぼんだ部分 →5秒押して、5秒離してを繰り返す。気持ち良い圧で。

実はこの3つのツボは経絡でいうと 胃の経絡でつながっています。胃の経絡は東洋医学の五行で考えると、顔だと≪口≫感情だと≪思う≫に分類されるために、ストレスを感じているとこの胃の経絡は滞りやすくなってしまいます。

滞ってしまうと、口部分、つまり顎、顎関節(咬筋)にも影響があるので、この3つのツボはしっかり緩めてあげることが、必要です。

何より、ストレスをためないこと、溜まってしまったとしてもしっかりリセットすることが大事ですが、これらのツボをうまく使って、肩こりなどの不調のない、健康美を手に入れてくださいね。


美月綾乃 美月綾乃

鍼灸師、美容鍼灸師。会社員時代に体調を崩したことをきっかけに、東洋医学を学び鍼灸師になる。 2万人の施術経験から、2011年三軒茶屋に「アムラス鍼灸」を開業。2013、2014年、2015年とisotベストサロン大賞受賞。美容鍼、産後骨盤矯正、マタニティ鍼灸、子宮メンテナンス、かっさマッサージなどオーダーメイドメンテナンスが好評。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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