こんにちは。三軒茶屋で女性の為のプライベートオーダーメイドメンテナンス鍼灸院の「アムラス鍼灸」を経営している美月綾乃です。
連載19回目のテーマは「夏の冷えは秋以降の不調に!今からでも遅くない夏にできる簡単温活!」です。
夏も中盤、最近だるいし、眠いし、疲れが取れないのは気のせい?便通もよくないし、顔も足もむくんでいるような...
そんなちょっとした不調を感じている方、結構いらっしゃるのでは?実はそれ、体の中――つまり内臓の冷えが原因かもしれません。
意外に思われるかもしれませんが、実は内臓は冬よりも夏のほうが冷えていることが多いのです。
暑いからといって冷たいものばかり摂取することも原因の1つですが、会社などでクーラーがきいた部屋に一日中いることも冷えの原因に。特に汗をかいた後にクーラーにあたると、さらに体の芯から冷やしてしまうことにもなります。
こうした自覚のない内臓冷えが、秋以降のさらなる不調につながっていくのです。
冷えは肌にも体全体にも悪影響
カラダの芯、内臓が冷えると具体的にどうなるのでしょうか。主な影響としては、次のようなものがあげられます。
・だるい、眠い、疲れが取れない
・便通がよくない、もしくは下痢気味
・顔や足が全体的にむくみやすい
・太りやすくなる
・肌荒れ、吹き出物、ニキビ、くすみ
・肩こり、頭痛、腰痛などの体の痛み
・風邪をひきやすい、アレルギーが出やすい
冷えはこのように、肌にも内臓にも、そして体全体にも、さまざまな影響をおよぼします。また体温も下がるので、免疫も低下し、風邪をひきやすくなってしまうのです。
東洋医学では体の中の水分が必要以上に溜まって、上記のような悪さをすることを「水毒」といいます。
人間の体は気(エネルギー)、血(血液)、水(体液)が体内にバランスよくめぐることで、カラダが正常に機能をすると考えられています。そのため、むくみやすかったり、冷えやすかったりする方は、水毒になりやすいとされています。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。