出雲あきらの演劇Life
トニー賞授賞式に22回出席している唯一の日本人、出雲あきら氏が今注目のお芝居を紹介。演劇評論家でありながら現役広告マンでもある出雲氏独自の視点で、ビギナーさんにもぴったりな1本を紹介します。
2015/2/12

【第23回】ロンドン演劇界で注目の劇作家「ジェズ・バターワース」の作品が日本初上陸!

交錯しあう男と女の現実、そして幻想

主演には、『炎 アンサンディ』で複雑な内面を持つ難役を演じきったことが記憶に新しい、岡本健一。青木豪からの熱烈なラブコールを受け、ミステリアスな"男"を演じます。そして岡本演じる"男"のもとを訪れる女達を、ドラマ・映画・舞台で若手実力派として幅を広げる南沢奈央らが演じます。

月の見えない真っ暗な夜、川の水面があやしく光る......。はたしてこれは現実なのか、それともすべて幻なのか、劇場に確かめに行きませんか。


『The River』
2015年2月19日(木)~2月26日(木) 東京芸術劇場 シアターイースト
作:ジェズ・バターワース
翻訳:髙田曜子
演出:青木 豪
出演:岡本健一 南沢奈央 鬼頭典子 森尾 舞
作品の詳細は公式サイトで。


出雲 あきら(いずも・あきら) 出雲 あきら(いずも・あきら)

演劇評論家。ラジオや雑誌等で多くの演劇コーナーを担当。トニー賞授賞式に20年出席している唯一の日本人。広告会社電通に勤務する会社員でもある。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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