原宿Mania
2014/9/25

どうして「原宿ドッグ」って名前なの? 「ベルギーからの刺客」が運命を変えた

「原宿ドッグ」手に入れる方法は?

広報さんの回答によると、

「発売当時(昭和62年)若者に人気があり、流行最先端の街である原宿のイメージと、手軽に片手で食べられる『ホットドック』のイメージを合わせ命名しました」

とのこと。原宿発祥だから、ということではなさそうです。

「原宿ドッグ」は1987年に業務用、89年に家庭用の冷凍食品として発売。当時は原宿で撮影したテレビCMも流していましたが、現在「原宿ドッグ」の名で売られているのは業務用だけだそうです。「あぁもう、自宅であの味を楽しめないのか」と落ちこんでいると、なんと家庭用の「チーズワッフル」という商品が、基本的に同じものだと教えてくれました。

名前が違うのには理由があります。家庭用「原宿ドッグ」は終売後、2000年に再発売を検討。そのとき、ブームだった「ベルギーワッフル」と生地の表面が似ていたことから、より一般的な名称として「チーズワッフル」とネーミングされました。なお「原宿ドッグ」は基本的に業務用ですが、生協(生活協同組合、コープ)などでは5本パックで売っていることもあるそうです。よーし、買ってくるぞ!

「原宿ドッグ」は、今年で27歳になりました。これだけの時がたっても、いまなお「流行最先端」でありつづける原宿エリアは、やっぱりスゴイなあ――などと考えながら、チーズワッフル片手にコーヒーを飲むのでした。おいしい。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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