超お手軽 プロが教える「自宅でできる似合う色の見つけ方」
前回は、肌や目の色、髪の色からその人固有のカラーをspring(春)、summer(夏)、autumn(秋)、winter(冬)の4シーズンに分ける「パーソナルカラー診断」をご紹介しました(「イチローは「春」、木村拓哉は「秋」!? 芸能界「春夏秋冬」カラー診断」)。この診断方法でいくと、米メジャーリーグのイチロー選手は「spring」タイプ、女優の綾瀬はるかさん、黒木瞳さんはともに「summerタイプ」でした。さて、みなさんは「春夏秋冬」どのタイプでしょうか。さっそく自己診断してみましょう。
1枚1枚違った色の布を当てていくとより分かりやすくなります
・上半身がよく見える鏡、もしくは全身鏡(顔だけが見える小さな鏡はNG)を準備
・髪の毛は前髪がおでこにかかる人は髪を留める「ヘアピン」「タッダール」「ゴム」など
・自分の持っている洋服
診断するときの注意点
・ノーメイクで行うこと
・晴れの日の午前中に行うこと(自然光で見るのがよい)
・体調が良いときに行いましょう
・日焼けで肌が焼けている場合や赤くなっている場合は、もとに戻ってから
似合う色の見つけ方
まず、この4つのシーズンは大きく2つに分けることができます。「spring」「autumn」は暖かみのある黄色が混色されている「イエローベース」、「summer」「winter」は青が混色されている「ブルーベース」です。細かい違いは、同じイエローをベースにしたspringとautumnを比べると、springは軽やかなイメージの色で、autumnはより深い色になります。まずは、自分が、「イエローベース」か「ブルーベース」なのかをチェックしていきましょう。
それでは、自分の洋服を顔から下に合わせてください。服の種類も色もいくつか違ったものを当ててみるといいですね。
たとえば、シャツやブラウス。アイボリーが似合うならイエローベース、真っ白なシーツのような色が似合うならブルーベース可能性が高いでしょう。カットソーなどは、オレンジ色系の洋服が似合うようであればイエローベース、ローズやショッキングピンクが似合うならブルーベースの可能性が高いです。ジャケットやアウターでいえば、茶系が似合うようならイエローベース、グレーや黒が似合ようであればブルーベースかと思います。
「似合う色」を身に着けたときには、顔色がよく見える、若々しく見える、目に力が増したように見える、健康的に見える、顔がしまって見える...といったポイントがあります。一方で、「似合わない色」を着てしまったときには、顔色が悪く見える、弱々しく見える、目の力が弱くなるように見える、くすみやしわが目立つ、顔の輪郭がぼんやりする...といった傾向が現れます。
彼も答えやすくなる魔法の質問
ただ、自分ではなかなか判断がつかない場合は、お友達や彼の意見を聞いてみてください。これまで返答がイマイチだった男性でも「この色とこの色どっちが似合うと思う?」と、具体的に聞くことで、答えやすくなると思いますよ。
似合う色は自分の素材を最大限に活かす色ですから素顔をキレイにみせます。近所へのお出かけならノーメークでも自信が持てますよ。自分のキレイ色を知って、自分の魅力を最大限に活かしてくださいね。
カラー・イメージコンサルタント、就活コンサルタント、マナーコンサルタント、ブライダルコンサルタント。「BalanSense(バランセンス)」主宰。本来持っているその人の魅力を最大限に活かすパーソナルカラー、マナー、メイクアップ、骨格にあったスタイリングなどをテーマに、企業や大学、区役所、子育てサロンなどでオリジナルセミナーを開催。また、個人向けに同行ショッピングやウェディングのトータルコーディネートなども行う。HPはhttp://www.balansense.jp/
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。