2024/4/28

推しが"兵役"に...K-POPファンに《待ち活》のリアルを聞く。1年半は「意外とあっという間」?

一番大事な「待ち活」とは

そんな間木さんにとっての推し、そして「好き」とは......?

韓国のカルチャーを好きになって約20年経つものの、今の推しに出会うまではグループのアイドルを好きになったことがなく、グッズを買うこともなかったという間木さん。ある時、偶然今の推しグループをYouTubeで見て、「釘づけになった」といいます。

どこが好きかと言われたらわからないんですけど、気づいたら目で追っていて、「この人しかいない」と思ったんです。好きになるって理屈じゃないですよね。

家族との日常を過ごす中で、推しは「自分の中にまだ『好き』という気持ちがあったんだと思い出させてくれる存在」なのだそう。

この先、中2病のような、見ているだけでドキドキする恋愛なんてもうないと感じていたのですが、推しを見ていると、こんなに「好き」という感情だけでいられることがまだあるんだなと思えます。

愛犬もひたすらかわいいのですが、でも、粗相したり、ソファを壊してやんちゃしたりして、どんなに好きでも、疲れて帰宅した時なんか、あと片付けにガッカリすることがあるじゃないですか。それが推しにはないですもんね。いたずらしても、アホみたいな行動をとっても、とにかく何をやっても「もう、可愛いんだから」と思っちゃいます。

忙しい日常を少し休憩して、特別なときめきをくれる推しの存在。日々に必要だからこそ、兵役に行ってリアルタイムの姿をなかなか見られなくなっても、その思いは変わらないのかもしれません。

最後に、『待ち活33』の中から、これから推しが兵役に行く人に一番やってほしい待ち活を聞きました。その答えは、「推しが兵役に行く前に、深い愛の意思表示をしておく」こと。兵役中にすることではないので、「番外編」として収録されています。

ライブなどで直接お別れができるのが一番いいと思います。心残りも消えるんじゃないでしょうか。きっと、自宅に帰ってから泣きはするんでしょうけどね。もちろんコンサートをやらない、あるいは行けなくて会えないこともあるので、そんな時は心の中でいってらっしゃいと見送る、思いの丈をSNSでもノートでもいいので書き殴る。あとは、気が済むまで泣く(笑)。推しを送り出した先輩が、「送り出すのはひとつの区切りとして大事よ」と言っていました。私もそう思います。

まだ推しが兵役に行っていない人には、ぜひ覚えていてほしい言葉です。いつその日が来ても、後悔なく、楽しく待つ準備をしたいですね。

※この記事による収益の一部は、東京バーゲンマニアに還元されます。

(東京バーゲンマニア編集部)

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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