冷凍「焼き鳥」どこがお得?業務スーパー、ドンキ、イオンのコスパを比較検証
居酒屋では定番メニューの「焼き鳥」。コロナ禍と値上げの影響で増えた"おうち飲み"のおともにも、ぴったりのメニューです。
調理も簡単な冷凍の焼き鳥は、大手スーパーのプライベートブランドでも展開されています。各社、味や部位も異なり、力の入れ具合がわかります。
そこで今回は、業務スーパー、ドン・キホーテ、イオンで買える冷凍焼き鳥の味やコスパを食べ比べて検証してみました。
1本あたり約28円
・業務スーパー「焼きとり3種アソート」(30本入)/861円
コスパ最強の冷凍焼き鳥と言えば、業務スーパーが有名ですよね。バーベキューでも使えるような、大容量の冷凍焼き鳥がお手頃価格で手に入ります。
筆者行きつけの都内の業務スーパーでも、もも・ねぎま・つくねなど、ラインアップも豊富です。
数多くの商品がある中、今回は「焼きとり3種アソート」を選びました。
30本入りで税込861円。もも串・ねぎま串・鶏皮串が、各10本ずつ入っています。1本あたりの価格は、なんと約28円です。
時々くっついている串も入っていて、業務スーパーらしさが出ています。
スチーム可能で加熱処理が済んでいるので、調理は温めるだけ! フライパン約6分焼くか、電子レンジ(500W)3分加熱で食べられます。今回は、簡単にレンチン調理してみました。
加熱するとさらにお肉が縮んだような気がしますが、家庭用としては十分。筆者は小さい子どもがいるので、家族でワイワイ楽しむにはちょうど良いサイズ感でした。
焼き鳥は臭みがなく、お肉も柔らかいです。もも肉は肉感があるというよりも、しっとり食感。食べやすいと感じました。鶏皮はぷりっ!むちっ!っとした弾力がたまりません。ねぎま串もオーソドックスな万人受けする味わいです。
ただし、業務スーパーの「焼きとり3種アソート」にはタレが付いていません。調理は簡単ですが、タレで食べたい方は自分で作るか用意する必要があります。
焼き目もないので、香ばしさもありません。電子レンジで温めるだけだと、ちょっと物足りなさも感じますね。
手間はかかりますが、フライパンで焼き目を付け食べた方が断然おいしいです。
コスパは群を抜いて良いので、焼き鳥は塩派の方や、タレを用意する手間を惜しまない方におすすめできます。
・ドン・キホーテ「情熱価格 本格炭火焼き鳥 三種」(9本入)/645円
ドン・キホーテのPB「情熱価格」にも、レンチンで食べられる冷凍焼き鳥があります。「本格炭火焼き鳥 三種」です。
パッケージからドンキらしさが満載! "焼き鳥専門店の味"と言い切ってしまうくらい、自信満々であることが伝わってきます......。
こちらも、焼き鳥のラインナップは3種類。もも・皮・つくね串が各3本、計9本の焼き鳥が入っています。価格は税込645円なので、1本あたりの値段は約71円です。
業務スーパーと比べるとコスパは劣りますが、サイズでは勝っています。スーパーやコンビニの焼き鳥と比べれば、まだお手頃の範囲内です。
調理はレンチンのみ。1本の温めなら、すべて1分以内でできあがります。
3本でも1~2分台で加熱できるので、欲しい時すぐに食べられるスピード感は、ありがたいです。ただ、部位ごとによって加熱時間が違うので、そこはちょっと面倒かもしれません。
電子レンジで温めただけなのに、香ばしい香りが充満します。焼き鳥の表面にもしっかり炭火の焼き目が付いています。これは確かに本格的!
3種類ともお肉感がちゃんとあってチープさがありません。鶏皮串も、レンジアップ独特の"ぬるっ"っとした食感もなく、スーパーのお惣菜並の仕上がりです。
下味は付いていますが、しっかりめにタレが付いているわけではないので、お好みでタレや塩を追加することをおすすめします。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。