2025/8/16

【ホテルスタッフ直伝】食べ放題を100%楽しむ、目からウロコなコツ9つ「サラダは無理せず食べなくてOK」

老若男女問わずテンションが上がる「食べ放題」。夏休み中に旅行先などで訪れるという人も多いのではないでしょうか。

「あれ食べておけばよかったな」「もっと上手に立ち回れたはず」など、後悔が少なからず残るのも食べ放題あるある......。

今回はそんな食べ放題を攻略するべく、新橋第一ホテル東京の広報部のみなさんが実際にしているコツを聞きながら、実際に世界バイキング「エトワール」で食べ放題を満喫してみました。

今すぐできるコツがたくさん...

食べ放題ごとの強みを知るべし

まずは訪れる前にその食べ放題の「強み」を知っておくこと。

例えばローストビーフがウリ、海鮮系が充実しているなど......。行く場所や店舗などごとに必ず"強み"となる要素があります。

今回でいうとテーマが「トロピカル&クールフェア」なので、南国のフルーツを使った肉料理や冷やし麺などは店舗側が特に力を入れているということがわかります。

そのほか、看板メニューなどを事前に調べていくだけでも、それだけで見落としが減り、狙いを定めることできるので満足度が上がりますよ。

落ち着いてまずはパトロールを

食べ放題では、焦る気持ちは禁物。必ず一周してラインアップを確認することを心がけてください。

トレーの横にある、がっつりとしたメイン料理の誘惑に負けて取りすぎてしまい、「こんな料理もあったんだ」という後悔を少なからず回避できます。

デザートも確認しておくこともお忘れなく。デザートエリアは空いているうちにチェックしてお腹の具合を調整しておくことができます。

お皿の空間を意識すべし

基本的には"少量ずつ"がコツです。「食べ放題なのだから好きにさせろ」という人も多いかもしれません。これは、いろんな種類を思う存分楽しみたいという人向けのアドバイスです。

欲張って取って料理同士の距離が近すぎると、料理の汁が隣の料理に飛んだり、味が混ざりあって結局何を食べているのかわからない...なんてことも。空間を意識して広いお皿に盛りつけていくことも意識すると、見た目もすっきりして美しく盛り付けられます。

お皿に決まったルールがない場合は、どんどん新しいお皿を使ってよいんだとか。一枚にギチギチに盛り付けるよりは、2皿目以降に綺麗なお皿で盛り付けるのがよいでしょう。

また、食べ放題では、小皿をこまめに複数使うのではなく、一番大きなお皿に盛りつけていくのがおすすめ。

小皿を複数使う場合、トレーを使うか両手で運ぶことになりますが、大皿を使えばトレーを使わずとも簡単に運べます。多い小皿より一枚の大皿です。

麻婆豆腐やカレーは、深さのある皿にいれるのが推奨されますが、それ以外は大皿でしっかり盛り付けることができました。

サラダは無理せず食べなくてOK

「食べ放題はサラダが魅力的!」という人はさておき、サラダは意外とお腹にたまるので無理に取りすぎるのであれば、もはやスルーしてもOKなんだそう。

そもそもサラダバーはあまり個性が出ているというところも多くなく、レタスやキャベツ、ミニトマトなど、ラインアップは意外と他のお店と似ている場合が少なくありません。

「どうしても野菜をとりたい!」という人は、家で作りにくい「冷菜」などを食べるのがおすすめ。

「プライベートではサラダは控えます」と実際にホテルのスタッフの方も、このテクニックでより多くのメニューを楽しんでいるといいます。

どこか罪悪感があってサラダを無理に食べていた記者の心にも刺さりました。

そして今回「ノーサラダ」を試してみてびっくり。いつもの1.5倍くらい食べられました。その分メインのローストビーフなどの大物をたくさん楽しめたので、次回からサラダは割愛しようと思っています。

食事中のドリンクに要注意

ドリンクバーがあるという食べ放題も少なくありません。つい好きなドリンクを頼みがちですが、炭酸系のドリンクの場合、すぐにお腹が膨らむので、できればお茶か水など食事を邪魔しないものを選ぶのがより楽しむコツ。ドリンクは一度に2種類以上持ってきても問題なしです。

食べ放題はお箸が便利!

カトラリーが豊富だとつい迷ってしまいがちですが、こんな時はお箸が便利なんだとか。

特にサラダ類や容器に入った前菜などはフォークだと食べにくい...なんてこともしばしば。

箸で食べてみると、和食・中華メニューはもちろん、洋食メニューもほぼ問題なく食べることができます。ローストビーフも箸のほうが食べやすいかも......。フォークとスプーンなどを都度持ち替えていた記者もすっかり箸派になりました。

カレーはスプーンで作れ!

食べ放題でよく見かけるカレー。決してメインの料理ではないながらも、個性の光るその味わいはぜひとも堪能したいところ。ただ、カレーを流し込むにはお腹のキャパシティーが足りない......。

そんな時は、「スプーンでカレーを作ってみて」とのアドバイスが。

さっそくスプーンで一口サイズのカレーを作ってみました。

これ、想像以上にボリュームもあってちょうどいい! カレーの味わいを満喫しつつ、程よい満足感も得られます。いつもカレーを小皿にたっぷり盛り付けてしまい、満腹感におそわれていたので、これは目からウロコ級の発見でした。

アレンジ料理は積極的に楽しむべし

食べ放題では料理同士を組み合わせる「アレンジ」もマナー的には問題ないんだそう。

記者は、ご飯の上に思いっきり麻婆豆腐をかけた麻婆豆腐丼を作ってみました。"ローストビーフ丼!"なんてアイデアもよいですね。

自由に想像力を働かせてアレンジを楽しむのも盛り上がりそうです。

お得に楽しむなら?

食べ放題を原価率という観点で見るなら、「お肉ものをたくさん食べるとお得」なんだそう。ローストビーフなどを狙い撃ちして食べると、より元が取れた気分で楽しめるかも。

また、平日のディナーは週末に比べて比較的空いていることもあり、各店舗力を入れたメニューやお得なプランがあることが多いんだそう。

少しでもお得に楽しみたい人は平日のディナーが狙い目ですよ。

今回挙げたコツはほんの一部ですが、食べ放題に行く際の参考にしてみて。

東京バーゲンマニア編集部

Written by: ルイス瑛茉

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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