筆者は仕事柄、クレジットカードだけでも100枚以上保有しています。ポイントカードやデビットカード、プリペイドカードなども含めると数百枚を持ち歩いています。
以前、クレジットカードの不正利用の被害に遭いましたが、なんと今年は既に2回も不正利用被害にあっているため、注意喚起も含めて手口と対応方法を紹介していきます。
少額利用と夕方利用に注意
数年前に不正利用の被害に遭った時の金額は498円。今年1回目(通算2回目)の被害は1200円と高額利用ではなく、少額利用です。なお、今年2回目(通算3回目)の被害は399米ドルでしたが、こちらは実際に不正利用されたのではなく、未遂です。
最近はクレジットカード会社も不正利用の対策として、普段利用しないような使い方をしている場合は、利用を一時停止し、本人に確認を行う作業が行われます。特に高額利用についてはカード会社の監視も厳しく、本人確認ができた場合に、決済できるようになります。
実際、筆者も深夜にクレジットカードを利用した時に、決済できず、SMSでカード会社からの連絡がありました。SMSのURLから本人情報を入力して一時停止状態を解除し、決済できた事があります。
なお、メールやSMSのURLをクリックする際には注意してください。フィッシング詐欺の場合も多く、SMSの場合は送信元の電話番号を検索し、カード会社からのSMSかどうかを調べます。カード会社もSMSを送信する電話番号を公開していることもありますので、電話番号やメールの送信元を確認できない場合は、カード会社に電話して確認しましょう。
国際ブランド付きのプリペイドカードやデビットカードの場合は、通知機能がある物が多いです。今年2回の不正利用(未遂含む)はプリペイドカードとデビットカードでの利用で、2回とも夕方に不正利用の通知がありました。
この夕方の不正利用は厄介で、ちょうどカード会社の電話受付が終了しているような時間帯です。被害に気がついて、カード会社に電話しても営業時間外となり、被害が拡大する可能性がありますので、不正利用にあった時の対応方法を覚えておきましょう。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。