1歩で体重1.5倍の衝撃...! 歩くだけでかかる足への負担、軽減するには?
【提供:ヨネックス】
これまで2回にわたり、ヨネックスのウォーキングシューズ「パワークッション107」を紹介してきました。
第1回:「めっちゃ歩きやすい」「愛用中!」 SNSでも褒められてるウォーキングシューズ知ってる?
第2回:スニーカーとウォーキングシューズを履き比べ 「歩きやすさ」「疲れ方」を正直レポート
3回目は、「歩く」に着目し、ウォーキングにかかる衝撃から初心者でも分かりやすいウォーキングシューズの選び方を紹介します。
お話を聞いたのは、「ヨネックスフィッティングスタジオ秋葉原」のスタッフ、金 春玉(キン シュンギョク)さんです。日々お客様の足と向き合う"シューズのプロ"です。

ヨネックスフィッティングスタジオ秋葉原
そもそも足が疲れるのはなぜ?
たくさん歩いたり合わないシューズを履いたりすると、足がだるい、足が重い、足がむくむ、足裏が痛いなど「疲れ」が出てきますよね。
まずはその理由を、シューズの役割から教えてくれました。

「足裏のアーチ状になった部分『土踏まず』が歩くたびに変形することで、地面からの衝撃を吸収し、足にかかる負担を減らします。シューズのソールは、この土踏まずの役割をサポートしています」
そのため、衝撃吸収性がよくないシューズを履くと足が疲れやすく、また、自分の足に合わないシューズだと、エネルギーを余分に使ってしまい、こちらも疲れてしまいます。
歩くといえば「ウォーキング」ですが、実はウォーキングで足にかかる衝撃はかなりのもの。
「ウォーキングにおいて、1歩1歩の衝撃は体重のおよそ1.3~1.5倍と言われており、体重50㎏ですと約75㎏の衝撃が発生します。一般的に健康維持のためには1日に8000歩が目安と言われているので、『75㎏の衝撃が8000回』と考えたら......ゾッとしますよね」
75㎏の衝撃が8000回......。たしかにゾッとします。
この大きな衝撃を吸収し、さらには歩く力に変えるのが、パワークッション107に搭載されている「パワークッション(R)プラス」という素材。
ソールにある遊び心、見つけてね

「12mの高さから生卵を落としても割れない」というハイテクノロジーなクッションで、ウォーキングの衝撃を吸収するだけでなく、歩くエネルギーに変えてくれているのです。
衝撃吸収性と反発性を併せ持つパワークッションが、吸収した衝撃を反発力へ変換し次の1歩を楽に出せる軽やかなステップを生み、やさしくひざを守ってくれます。
「パワークッション107」のユーザーからは「1日歩いても疲れを感じない」など、好評の声があがっているそう。
ヨネックスでは、「パワークッションあり/なし」シューズの効果を、実際の歩行で検証(※)したところ、一定条件で比較した結果、パワークッション搭載シューズでは、ふくらはぎの筋肉が、歩行前より歩行後の方が柔らかくなったことがわかりました。筋肉は繊維質のため、歩くことでマッサージ効果のような現象が確認できたそうです。
「パワークッション107」のこだわりは機能だけではありません。
「アウトソール設計の工夫により、つま先部分のゆったり感を保ちつつ、スッキリしたデザインです。ストレスを感じない『快適な履き心地とおしゃれ感』を両立したモデルで、スカートでもパンツでも幅広く活躍してくれます」
実は、ソール部分に"隠れマーク"の遊び心があるそうです。

「デザイナーの『このシューズで楽しい気持ちになってもらいたい』という思いから、ソール意匠に☆が隠れています。見つけてみてください」
賢いウォーキングシューズの選び方
最後に、これからウォーキングを始めたいけど、どのシューズを選んでいいかわからないという人もいると思います。選び方の基準を教えてもらいました。

「お客様から『〇〇センチのシューズをください』の言葉をよく耳にします。これまでに足の計測をしたことがなく、今までこのサイズだったからこれでいいと思う方が多いようです。しかし、足は幅が広い方、指の長い方、甲の高い方、左右の長さが違う方など足の形はまさに十人十色です。そのため、まずはシューフィッター (靴の知識を持った人)に自分の足を計測してもらいましょう。自分の足を知ることが大事です」
さらには、ランニングシューズでウォーキングするのも、「お勧めしません」とのこと。
「ランニングシューズは走るための靴ですので、ソールは柔らかいです。ウォーキングにおいては、柔らかいソールの靴は不安定です。程よい硬さのソールが安定性も高く、足は楽ですよ」
疲れないシューズ選びは、自分の足を知ることから。参考にしてみてください。

シューズの詳しい情報はヨネックスの公式オンラインショップで。
(※)2015年8月3日~28日、下肢に傷害を有さない男女15名(男性:10名、女性:5名)を対象に、アスファルト上を1時間歩行で検証。
(編集企画)
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。