以前、web明細にしましょう、と紹介したことがあります。(参考:『実はこんなにある!「web明細」のメリット』)
メリットとしては、
1)紙の明細よりも早い段階で利用金額を把握できる
2)不正な利用履歴を把握しやすい
3)郵送コストがなくなるためポイントがもらえる
4)明細が有料化する場合も
と言う紹介をしましたが、最後の紙明細の有料化が増えています。
JCBは2020年8月以降
JCBが発行しているクレジットカードの中でも、一部カードになりますが、紙の明細が送られる場合は1通当たり88円(税込)の手数料が発生します。
年会費無料のリクルートカードは2020年8月11日支払い分の明細書から、2021年2月10日支払い分の明細書から有料化になるのがPeach CardやJTB旅カード、JQ SUGOCA JCB、京王パスポートJCBカードなどです。対象カードは一覧になっていますので自分のカードがあるかを確認してみましょう。
ただし、対象カードであってもゴールド券種以上の場合は無料のまま。やはりこの辺も年会費が高いカードの方が手厚いですね。
年会費が無料のカードでも紙の明細を選択していた場合、80×12=960円(税抜)の年会費を払う事になるのです(明細がない月は送られない)。web明細にするだけで手数料は発生せず、オンラインですぐに確認できるようになりますので、今のうちからweb明細にしておきましょう。
三井住友カードは2020年9月以降
三井住友カードの場合は2020年9月26日以降の支払い分より、1通当たり99円(税込)の手数料が発生します。
JCBカードとは異なり、基本的に個人カードであれば有料化の対象となりますので注意しましょう。こちらもゴールドカードやプラチナカードは無料です。ただし、ゴールドカードとついていても、プライムゴールドカードやヤングゴールドカード、Amazon Mastercardゴールドは有料です。
こちらも早めにweb明細に変更しておきましょう。JCBや三井住友カードのアプリは使い勝手も○です。
三菱UFJニコスは既に有料化
三菱UFJニコスが発行するNICOSカード、MUFGカード、DCカードについては既に紙の明細が有料化になっています。1通当たり99円(税込)ですので、三井住友カードと同じです。
こちらも対象カードがそれぞれ表記されていますので確認してみましょう。
ただし、三菱UFJニコスのweb明細はアプリが使いにくい......。紙の明細が有料であるなら、web明細アプリがもっと使いやすくして欲しいところです。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。