東京都でも新型コロナウイルス感染症の患者が急増しています。
自身含め、身近な人が感染した場合の対応って考えていますか?
もしもの時、具体的にどう行動すればいいかを記した「感染予防ハンドブック」が東北医科薬科大学のサイトで公開されています。
22ページ
「感染予防ハンドブック」は、感染症対策に詳しい東北医科薬科大学の賀来満夫特任教授などのグループがまとめたもので、第2版が2020年3月16日に発刊されました。
ハンドブックには、新型コロナウイルスの症状や感染経路、気になる症状があるときの行動、家庭での対策などが盛り込まれ、全22ページ(表紙含む)で構成されています。
文字も大きく、図やイラストとともに説明されているので、とても読みやすいよう工夫されています。
家族や身近な人が感染した場合の対策も載っています。
たとえば「食事」。感染の可能性のある⼈と⾷事する際は、⾷器の共⽤は避け、使⽤後の⾷器は、⾷器⽤洗剤でよく洗うこと。通常の洗浄を⾏えば、その後の他の⼈への使⽤は可能。
こんな具合に、手洗いのタイミングやお家での消毒場所や方法、ゴミの捨て方、喚起の間隔、洗濯方法など日常生活でどう対応すればいいかが記されています。
発刊されたのは3月16日ですので、発生している国や地域の項目では現況(3月30日)と大きな開きがありますが、家庭での対策などはしっかり読んで参考にしたいところです。
なお、3月27日には、英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語・ベトナム語・モンゴル語で対応した多言語版も出ています。外国の知人にも教えてあげてもいいかもしれませんね。
ハンドブックは東北医科薬科大学のウェブサイトから無料でダウンロードできます。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。