2017/12/17

最近、抜け毛増えてない? 今すぐ始めたい「冬の抜け毛対策」6つ

日に日に寒さが厳しくなるにつれ、冷えによる身体や肌の不調を抱えている人が多いのではないでしょうか。そんな冬は頭皮環境にとっても過酷な季節。冷えによる血行不良と乾燥が原因で抜け毛などの頭皮トラブルを引き起こしていることがあります。

そこで今回は、冬に起こりやすい抜け毛の対処法をご紹介したいと思います。

今日から始められる6つの対策

【冷え対策】

(1)身体を温めて血流を良くする

冷え対策としては冷たい食品や身体を冷やす作用のある食品(夏野菜や南国で採れる食品など)はできるだけ避け、温かい食品や身体を温める作用のある食品(火を通した生姜や唐辛子、根菜、紅茶などの食品)を口にするのがおすすめです。

それから、湯船にゆったりと使って血流を良くすることも大切です。40度程度のお湯に15分程度浸かることを習慣にしましょう。また、その際は身体を芯から温める作用のある湯の花や炭酸などの入浴剤を使うとより効果的です。

(2)3つの"首"を温める

首、手首、足首には皮膚の近いところに太い動脈が流れているため、この部分を温めることで血流を良くして全身を温めることに繋がります。そのため、冬は特にこの3つの首を温めることを常に心がけましょう。

【乾燥対策】

(3)髪の洗いすぎに注意する

乾燥対策ではまず髪の洗いすぎに注意することが大切です。髪を朝晩洗っているという人は、もっての外! 頭皮の乾燥に拍車をかけることに繋がります。髪を洗うのは1日1度までにしましょう。

この他、シャンプーの選び方にも注意する必要があります。というのも、シャンプーの洗浄力が高いとそれだけで頭皮の乾燥を招くことに繋がるからです。とはいえ、実際に使ってみなければ良し悪しを判断できないので、シャンプー選びには難しい側面があります。

しかし、ひとつの目安としてお話するなら、まず成分表にラウリル硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸アンモニウムなどの表示ある高級アルコール系のシャンプーは避けるのがベストです。高級アルコール系のシャンプーは安価で泡立ちがいい反面、脱脂力が強かったり、刺激が強かったりして頭皮の乾燥やトラブルを引き起こす可能性が高いといわれているからです。

そのため、シャンプーはそれ以外の商品の中から口コミなども参考にしながら自分に合うものを選ぶのがおすすめです。

また、頭皮の乾燥があまりにもひどい時はシャンプーを使わず、お湯で洗うのもひとつの手段です。方法は下記の通り。

1.髪を濡らす前に天然毛のブラシで丁寧にブラッシングする。
2.髪をかき分けながらシャワーでぬるま湯(ここがポイント!熱いお湯で洗い流すことは頭皮の乾燥を招くことに)を地肌に当てていく。この時指の腹で地肌を優しく、丁寧にマッサージしながら行うとより効果的。
3.最後に全体を洗い流してからお好みによっては頭皮につかないよう注意しながら毛先部分にトリートメントを塗ってもOK。

皮脂分泌が活発だと湯シャンが合わないこともあるので、自分の頭皮や髪の状態と相談の上、行いましょう。

(4) 頭皮を保湿する

年間を通していえることですが、頭皮も保湿することが大切です。育毛剤などの頭皮用エッセンスを使ったり、馬油を塗ったりするのもおすすめです。同時にマッサージしながら行うと血行を促進させる効果もあるので一石二鳥です。

(5)ドライヤーの高温モードを長く使うのは避ける

髪を乾かす時、早く乾かしたいと思うばかり高温モードだけで乾かしているという人が多いのではないでしょうか。しかし、これも頭皮、そして、顔の乾燥を招くNG行為。そのため髪をドライヤーで乾かす際は温風と冷風を交互に同じだけ使うことを心がけましょう。

(6)室内の湿度は60%前後に

冬は暖房の影響で室内が乾燥しがち。加湿器などを利用して常に湿度は60%程度をキープしましょう。

抜け毛を防ぐだけでなく、健やかな頭皮をキープするために今日から早速頭皮ケアを見直しましょう。

遠藤幸子 遠藤幸子

エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインフォマーシャルなどに出演。ウェブ、雑誌等にコラムを執筆するほか、コスメブランドの広告なども手掛ける。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索。豊富な自己体験を元に情報を発信中。公式サイト『アンチエイジング ジャーナル

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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