2017/5/14

寝ている間にじわじわ老けていく... おやすみ前に改めたい行動って?

私たちは多くの時間を寝て過ごしています。人によってその時間は異なりますが、1日の4分の1程度という人が多いのではないでしょうか。だからこそ、睡眠の質はもちろん睡眠中の行動が私たちの身体や肌に影響を及ぼすことを知り、しっかりとした対策を取りたいところ。そこで、今回は寝ている間に老ける行動についてお話ししたいと思います。

やっている人は要注意! 睡眠時のNG行動4つ

1.ほうれい線をまねく横向き寝

寝ている間、どのような体勢で寝ていることが多いか考えてみてください。寝ている時のことは全く想像できないという人は、どのような体勢で目覚めることが多いかで判断してください。

仰向けで寝ている時間が長いという人は理想的ですが、横向きで寝ている時間が長い人は要注意。下にして眠っている側と反対側の頬が垂れることによって、ほうれい線を深く、長くすることにつながります。自分のほうれい線が片側だけ長く、深いという場合にはこのことが大きく影響している可能性があります。できるだけ仰向け寝の時間を長くするよう心がけましょう。

とはいえ、寝返りを打たずに仰向け寝をしていればいいのかといえば、決してそうではありません。人は寝返りを打つことによって骨盤の歪みを正しています。また、寝返りを打たずにいると血行が悪くなったり、体が冷えたりします。そのため、寝入りの姿勢を仰向けにするなど、できることから始めてみましょう。

2.豆電は老けるだけでなくデブになる!?

睡眠中の照明も私たちを老けさせる可能性があります。真っ暗な中で眠るのが苦手でいつも豆電で寝ているという人は、今すぐにやめることをおすすめします。なぜなら、室内が明るいと、寝ている間に本来分泌されるメラトニンが分泌されなくなるから。

メラトニンは脳の松果体から分泌されるホルモンで、体内時計を調整しています。そして、このメラトニンにはアンチエイジング作用のほか、うつ・がん・高血圧などを予防する効果があるといわれています。逆にメラトニンが分泌されなければ、こういった効果を得ることができない上、肥満症脂質異常症になるリスクが高くなるのだそう。若々しく美しい肌と体をキープするために、今日から真っ暗で眠ることをおすすめします。

3.締め付ける下着や服は血行不良をまねく

眠る時、どのようなものを身につけていますか?胸が崩れるのが心配だとブラジャーをつけたままだったり、ウエストを締め付けるようなボトムを履いたままだったりという人は、今すぐに見直しましょう。体を締め付けるような下着や服を身につけていると、快眠の妨げになるばかりか、全身の血行を悪くしてしまうことに。

そのため就寝時は、リラックスできるようなゆったりとしたものを身につけることが理想的です。また、素材は吸水性がよく、肌触りのいい天然素材のものがベストです。バストの下垂が心配だという人は、ナイト用のブラが販売されているので、そういったものを利用してみてください。

4.高い枕が首のシワの原因に

首のシワの原因はいくつかありますが、大きな原因のひとつは枕にあります。高い枕を使用していると、首にシワがよってしまうことがあります。そのため枕を購入する際は、実際に横になって仰向けになった時や横向きに寝た時に首にシワがよらないか確認してから購入することをおすすめします。

いかがでしたか。当てはまるものがあったという人は、今日から見直してみては?

遠藤幸子 遠藤幸子

エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインフォマーシャルなどに出演。ウェブ、雑誌等にコラムを執筆するほか、コスメブランドの広告なども手掛ける。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索。豊富な自己体験を元に情報を発信中。公式サイト『アンチエイジング ジャーナル

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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