鍼とツボで叶える美容術
3年連続で「ispotベストヒットサロン」部門1位に輝く、「アムラス鍼灸」のオーナー・美月綾乃先生による鍼と美容のコラム。自宅で手軽に始められるツボ押し法や、鍼灸の素朴なギモンに答えます。
2017/4/ 9

かっこ悪い「O脚」そろそろ治したい... 今日からできる!美脚のための4ルール

座る時・歩く時の意識が美脚への一歩

1:座る時は「ヘソ下」を意識

座った時に両膝をくっつけて、下腹部に力を入れてみましょう。ツボで言うところの「関元(かんげん)」――おへそから指4本分下の位置に意識を持っていくようにしてください。このように座るだけで内転筋が鍛えられますし、姿勢がよくなるのでインナーマッスルも鍛えられます。また、下腹部に重心が落ちるため肩回りの緊張が抜けやすく、肩こり解消にもつながります。

2:歩く時はお尻の穴をキュッ

歩く時は常にお尻の穴に力を入れるよう意識し、骨盤を立ててみてください。ポイントは、できる限り膝が開かないよう太ももの内側を意識すること。そして、足指までしっかり使い、重心を外側にかけないようにすることです。最初は意識しないとなかなかできないかもしれませんが、続けていくと、膝下の外側の筋肉が張りにくくなっていきますよ。

3:ワイドスクワットで内転筋を刺激

通常のスクワットよりも両足を大きく広げて行う方法で、ワイドスクワットとも呼ばれます。これにより内転筋を重点的に鍛えることができます。やり方は次のとおり。

(1)立った状態で足を広げ、つま先を外側に向ける。
(2)手を胸の前で組む。
(3)その状態で息を吐きながら、太ももが一直線になるまでゆっくり膝を曲げていく。
(4)息を吸いながら元に戻していく。
(5)脚がまっすぐに戻りきらないうちに再び膝を曲げていく。

これを10回以上繰り返しましょう。(5)がきつい場合は、一度戻りきってから数回やるようにしてくださいね。

4:ツボ押し&マッサージで張り解消

今回は「陽陵泉(ようりょうせん)」というツボを刺激します。膝下に手を置いて外側にスライドさせたところにある骨のでっぱりの下にあります。そのツボを気持ちよい程度の圧で、5秒かけてゆっくり押していってください。両脚10回ずつ行いましょう。

その陽陵泉からさらに少しだけ外側にいくと、張って硬くなってしまった筋肉の筋があるはずです。そこを東洋医学のデトックスアイテム「かっさプレート」で下から上に流してあげるだけでも、柔らかくなり、張りが解消されやすくなります。

――これらのやり方は即効性があるものもありますが、やはり毎日続けることや意識することによって、数か月後、数年後に体が変わったことを実感できるものです。すぐに効果がでなくてもあきらめず、続けることが大切です。

すっきりした美脚のために、頑張って継続してみてくださいね!

美月綾乃 美月綾乃

鍼灸師、美容鍼灸師。会社員時代に体調を崩したことをきっかけに、東洋医学を学び鍼灸師になる。 2万人の施術経験から、2011年三軒茶屋に「アムラス鍼灸」を開業。2015年から2年連続でispotベストサロン整体矯正鍼灸部門1位受賞。美容鍼、ダイエットや足むくみ解消かっさオイルマッサージ、子宮メンテナンス、骨盤重心矯正などオーダーメイドメンテナンスが好評。雑誌掲載多数。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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