保育所からの「厳しい宣告」 ママたちの叫び「#保育所落ちた2017」
ことしも悲痛な叫びが......
2016年、保育所に入れなかった人が匿名で「保育園落ちた日本死ね」というタイトルでブログを投稿し、話題になりました。
その後、「保育園落ちた日本死ね」は流行語大賞にもトップテン入りし、注目を集めましたが、ことしも2017年4月入所の認可保育所の選考結果の通知が届きはじめ、ママたちから怒りと絶望の声があがっています。
「希望保育所等の入所定員を超えるため入所できません」
待機児童が大きな社会問題になっている中、保育所から「残念なお知らせ」が届いたママも多いよう。保育所からの「厳しい宣告」を受けたママたちは、悲痛な叫びをあげています。
ツイッターには「#保育所落ちた2017」というハッシュタグまで登場しています。そこに寄せられた声を集めてみました。
「分かっていたけど認可落ちた。補欠順位でさえ115番目って。おばあさんまで待っても入れないねこりゃ。」
分かっていたけど認可落ちた。補欠順位でさえ115番目って。おばあさんまで待っても入れないねこりゃ。#保育園落ちた
— puppy (@swingreen) 2017年2月1日
「なんで入れないんだろう うちの何がいけないんだろう 上の子に引き続き、下の子まで 毎年毎年親子で否定され続けているように感じてしまう」
なんで入れないんだろう うちの何がいけないんだろう 上の子に引き続き、下の子まで 毎年毎年親子で否定され続けているように感じてしまう #不承諾通知2017#保育園に入りたい#武蔵野市
— nano (@nanahanahina) 2017年2月4日
「今年もまた仕事してるのに保育園落ちた 仕事するなってことか?仕事しなきゃ生活困窮するのに何もしてくれないし!長時間働いてる人優先ですって保育園入れなきゃ働けないし!3人子供いてどーやって働けと?ケンカ売ってるとしか考えられない!」
「保育園足りないのに作らないのなら、子どもにかかる費用ゼロにしてよ。そしたら働かなくてもいいか、って人もいるだろう。金は出せ、子どもは預けるな、そして増やせ、社会で活躍するのも忘れるな、って。どないせいと??」
保育園足りないのに作らないのなら、子どもにかかる費用ゼロにしてよ。そしたら働かなくてもいいか、って人もいるだろう。
— もろこし子 (@moroksiko) 2017年2月4日
金は出せ、子どもは預けるな、そして増やせ、社会で活躍するのも忘れるな、って。
どないせいと??#保育園に入りたい
#保育園落ちた2017
「保育園落ちた!何歳になったら入れるの?いつになったら待機児童なくなるの?仕事はいつになったらできるの?役所は仕事が決まって入る方優先と言われ、ハロワでは保育園決まってないと難しいと言われて。休職者はどうしろと?日本の待機児童問題をもっと考えて!」
どれも切実な叫びばかりですが、これでもたった一部です。子育てと仕事を両立させるには、相当高いハードルがあり、ママたちは板挟み状態にあるということがよくわかります。
中には、市区町村から届いた「利用不可」の通知をアップしている人も。通知書に書かれた「希望保育所等の入所定員を超えるため入所できません」という文字には絶望感さえ漂います。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。