美しすぎるブータン王妃、ジェツン・ペマ・ワンチュク。海外の王室雑誌「ロイヤリティー」を見ていると、ブータン王妃の掲載率がアジア随一です。日本にも美人なプリンセスがいるのに......と思いますが、ブータン王妃はイギリスのキャサリン妃と親交を深めたりしていて、世界進出に積極的です。

幸せ分子、吸収できず

そんなジェツン・ペマ様にあやかりたくて、ちょっと前に訪れた「ブータン　しあわせに生きるためのヒント」展。ブータンといえば、幸せ。独自の国民総幸福量（GNH）という基準では国民の97％が幸福という脅威的な数値です(実態は難民問題などいろいろあるようですが......)。

展示でもやたら幸せ感を強調していました。「伝統文化に生き続ける『しあわせ』の教え」「しあわせに生きるためのヒント」など、入口に掲げられていました。

その煽り文句の通り、展示室の最後には幸せオーラが渦巻いていました。ジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王とジェツン・ペマ王妃とが、誕生したばかりの男児を抱いた幸せ写真が展示。その時着ていた民族衣装を、なんと展示のために貸し出してくださったというサービス精神に感動しました。

幸せ分子にあやかりたくても、ガラスケースの内側で、直接吸収することは叶いませんでした。

＊ 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。