鍼とツボで叶える美容術
3年連続で「ispotベストヒットサロン」部門1位に輝く、「アムラス鍼灸」のオーナー・美月綾乃先生による鍼と美容のコラム。自宅で手軽に始められるツボ押し法や、鍼灸の素朴なギモンに答えます。
2016/11/ 4

ニキビ、肌荒れ、ほうれい線も撃退! アンチエイジングを叶える「美肌ツボ」5つ

美肌のツボ5つ

攅竹(さんちく)

1 攅竹(さんちく):眉頭にあり、押すと少しくぼんでいる部分

目の疲れ解消はもちろん、目の周りのクマや小じわの改善、目を大きくするツボです。人差し指で5秒かけて気持ち良い程度の圧で、頭の中心に向けてゆっくりと押してみてください。

瞳子りょう(どうしりょう)

2 瞳子りょう(どうしりょう): 目の外側淵から約センチ外側、目じりのくぼんでいる部分

目の疲れや痙攣、充血を改善するだけではなく、体内の熱や水分のバランスを整えてくれるツボです。人差し指で5秒かけて気持ち良い程度の圧で、ゆっくりと押してみてください。

迎香(げいこう)

3 迎香(げいこう):小鼻の付け根横の押すとくぼんでいる部分

鼻つまり、花粉症、風邪など鼻の症状にも効果があり。更にアンチエイジングにも大切な臓器である腸の働きも改善していきます。人差し指で5秒かけて気持ち良い程度の圧で、ゆっくりと押してみてください。

合谷(ごうこく)

4 合谷(ごうこく):手の親指と人差し指の間、人差し指側の骨の真ん中くぼみで押して響くところ

自律神経の副交感神経(リラックスする神経)を高め、アンチエイジングに関わりのある腸の働きをよくする。反対の手の親指を合谷にあてて、人差し指を手のひらの中心に。合谷から人差し指のある手のひらに向けて気持ちの良い圧で5秒押してください。

太渓(たいけい)

5 太渓(たいけい):内くるぶしの後ろ、アキレス腱との間にあるくぼみ部分

下半身の冷え、水分代謝をよくしむくみの解消、老化を防止するツボ。くぼみに親指をひっかけて、アキレス腱側にひっかけるように気持ちの良い程度の圧で5秒押してください。

どれも呼吸に合わせて5秒、それを10~20回やると効果的です。また合谷と太渓はこれからの季節、お灸をすることもおすすめですよ!

東洋医学では、老化というのは五行(肝・心・脾・肺・腎)の中の「腎」に深くかかわりがあると言われます。腎の経絡というのは老化、泌尿器、骨、生殖器などにつながり、黒いものと関係があります。食事でいうと黒いものを取ることでアンチエイジング作用につながるので、黒いもの、ひじきやわかめなどを積極的に摂取することも必要です。

広告等でも言われるように、女性の体は7歳ごとに変化していくといわれています。その7歳ごとに変化するといわれるのを、少しでも加速しないようにすることも日々の食事や睡眠、生活習慣とツボ押しでかなえられると思います。

無理しない程度に、アンチエイジングのツボ押し、やってみてくださいね。

美月綾乃 美月綾乃

鍼灸師、美容鍼灸師。会社員時代に体調を崩したことをきっかけに、東洋医学を学び鍼灸師になる。 2万人の施術経験から、2011年三軒茶屋に「アムラス鍼灸」を開業。2013、2014年、2015年とisotベストサロン大賞受賞。美容鍼、産後骨盤矯正、マタニティ鍼灸、子宮メンテナンス、かっさマッサージなどオーダーメイドメンテナンスが好評。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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