行列のできる人気店が続々と登場する原宿・表参道エリア。昨年春ごろには「台湾スイーツ」が注目を集めましたが、2015年秋は「台湾ティー」が新たなブームを巻き起こしそうな予感です。
●岩塩チーズティーってなんだ?/台湾茶カフェ「彩茶房」(原宿駅徒歩2分)
15年10月3日にオープンする表参道の新商業施設「カスケード原宿」に上陸するのが、台湾茶カフェ「彩茶房」(さいさぼう)。台湾・中国を中心に世界で650店舗以上を展開し、若い女性を中心に人気となっている「freshtea」「happylemon」の新業態店舗です。
注目は見た目ビールみたいな「岩塩チーズティー」(M500円、L530円)。台湾で大人気の"デザートティー"で、日本初上陸です。台湾茶の上に浮かんだ白い泡のように見えるのは、甘いクリームチーズ。台湾茶とクリームチーズ、トッピングされた岩塩が織りなす独特のまろやかさが、今まで体験したことのない味覚のハーモニーを口の中で奏でます。
はじめに上の層のクリームチーズの濃厚さを堪能し、次は下のすっきり爽やかな台湾茶を味わいます。最後にクリームチーズとお茶を混ぜて飲めば、新感覚の味わいが楽しめる-という、1杯で3度おいしいお茶です。
メニューは直輸入の台湾茶をベースにしたドリンク類に加え、台湾名物の「夜市」を代表する台湾系フード、スイーツなども充実。すべてテイクアウト可なので、原宿にいながら台湾の食べ歩き文化体験までできますよ。
住所 東京都渋谷区神宮前1-10-37 CASCADE HARAJUKU 1F
●ドリンク、トッピング...自由自在なカスタマイズが魅力/Gong cha原宿表参道店(明治神宮前駅徒歩3分)
アジア、オセアニア、北米エリアで約1000店舗を展開する台湾ティー専門店「Gong cha(ゴンチャ)」の日本1号店。こちらも9月27日にオープンしたばかりのニューカマーです。
ゴンチャの人気の秘密は、自由自在なカスタマイズ。上質な台湾ティーをベースにしたミルクティーやフルーツティーなどのドリンクに、パール(タピオカ)、アロエ、バジルシードなどのトッピングを自由に組み合わせられます。その上、ドリンクの甘さ、氷の量も調節可能です。
ドリンクは、すべてのベースになる香り豊かな台湾茶「オリジナルティー」、ミルクフォームを載せた「ゴンチャスペシャル」、台湾では定番の「ミルクティー」、フルーツを加えたさっぱり味の「グリーンティーエード」、ゴンチャが誇る本格派の「ジュース」の5種。自分好みのオンリーワンなドリンクを楽しんでみては?
住所 東京都渋谷区神宮前6-6-2 原宿ベルピア1F
●タピオカミルクティー発祥の超有名カフェ/春水堂(明治神宮前駅徒歩5分)
原宿・表参道エリア、台湾ティー-と来れば、忘れてはいけないのがタピオカミルクティー発祥の超有名カフェ「春水堂(チュンスイタン)」。13年夏に海外初出店となる日本1号店を代官山に出し、14年には旗艦店となる表参道店をオープンしています。現在は飯田橋サクラテラス、ルミネ新宿を含む4店舗があります。
台湾に38店舗を持つ1983年創業のお茶専門カフェ。無添加素材にこだわり、天然キビ砂糖のシロップも各店舗で作り上げる本格派です。「お茶マイスター認定制度」を導入していて、ドリンクを作ることができるのは有資格者の社員のみ。茶葉に対する専門知識豊富な「お茶マイスター」が、一杯一杯丁寧にドリンクを仕上げてくれます。
やはり人気No.1メニューは、本家のレシピを忠実に再現した"元祖"「タピオカミルクティー」(500円)。もちもちのタピオカと無添加の香り高い紅茶のブレンドは、一度飲んだらやみつきになるおいしさとか。鉄観音茶の香りとなめらかなミルクフォームが一体となった「鉄観音ラテ」(同)、愛玉ゼリーとジャスミンの組み合わせが爽やかな「愛玉ジャスミンレモンティー」(同)なども人気です。
住所 東京都渋谷区神宮前4-28-11
それぞれ個性あふれる「台湾カフェ」3店舗。この秋は、表参道を散策しながら「台湾ティー」を飲み比べてみてはいかが?
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。