若いから何でもできる。
これだからゆとり世代は...
そろそろ結婚じゃない――？

社会で働いている女性はどれくらい年齢的な差別「エイジハラスメント（エイハラ）」を受けているのでしょうか。

ウエディングパークが自社サイト、大人女子のトレンド研究所「ガールズスタイル LABO（GSL）」で20代～30代の女性109人を対象に「女性の年齢」に関する調査を行ったところ、4人に1人が、職場でのエイハラを経験していることが分かりました。

女が年齢公開してからの男の態度が明らかに変わった

具体的なエピソードとしては、

・なんでも「若くていいね」「若いから何でもできるよね」などと言われる。私だって疲れるし、できないこともある（30代前半）
・若い子の気配りや積極性が足りないと「ゆとり世代は...」と年上の方に陰で言われている（30代前半）
・上司から「もうそろそろ結婚する相手がいるんでしょ？」などと言われることが多々あった（30代前半）
・新入社員として入社した年はとてもちやほやされ、あちこちから飲み会のお誘いがあったが、年数を重ねるごとに減少（20代後半）
・受付業務のアルバイトに入った時、28歳の人に「もうあなたより年上なんて入ってこないですから、絶対」「30歳でも結婚できるんですね～」「30過ぎているのにこんなこともできないんですか」と嫌味を言われた（30代前半）

など、さまざまな声が上がっており、どの年代でも"年齢"で不快な思いをしている女性は少なくないようです。

職場では時折エイハラと戦うこともある女性たち。婚活・結婚というフィールドでは自分の年齢をどう受け止めているのでしょうか。

「結婚をする上で、男性は女性の年齢を気にしていると感じたことがありますか」という質問に対し、2人に1人が「はい（50.5％）」と回答。また、「自身の年齢を気にしたことがありますか」という質問には、8割以上が「はい（81.7％）」と答えています。

年齢が気になる女性たちのホンネを聞いてみましょう。

・元旦那の独身のお兄さんが、20代前半は子供過ぎ、自分と同じ30代後半は遅すぎるといっていた。20代後半しか興味ないそうです（20代前半）
・独身の時に飲み会に行っても、女が年齢公開してからの男の態度が明らかに変わった（30代前半）
・独身の男性に、40代の綺麗な女性を勧めたところ『外見はタイプだけど、俺、子供欲しいから、もうちょっと若いほうがいいなー』と言われた(20代後半）
・婚活サイトの区切りに20代限定などがあるため、20代、30代の壁が高いことを実感（20代後半）
・周りで若作りのアラフォーの方がいるのですが、化粧が濃い、派手な格好が好きなど、見ていて心苦しい場面がある（30代前半）

多かれ少なかれ気になってしまう自分の年齢ですが、できることなら年齢の呪縛から解放されて生きたいですよね。

調査概要：「ウエディングパーク」が2015年7月10日～15にかけ20代～30代の女性109人にインターネット調査したもの。

＊ 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。