2015年原宿にオープンした「アイスモンスター」のマンゴーかき氷をはじめ、いま巷で話題なのが"ふわふわ食感"のかき氷。氷ではなくアイスを削ることでできる、これまでにないふわふわ食感に人気が集まっています。
味のついたアイスを削って提供する専門店も増えていますが、天然水の氷を使った「ヨックモック青山本店」(青山)や「ひみつ堂」(谷中)、「だるまや餅菓子店 」(十条)などのかき氷人気ももちろん健在です。さらに今年は、全国のファミレスやラーメンレストランでも"ふわふわかき氷"の提供がさかんになっています。
"純氷"ってどんな氷?
ファミリーレストランの「デニーズ」では、2015年6月9日からこだわりの"純氷"を使った「純氷かき氷」を発売しています。味がついたアイスを削るのではなく、純粋な氷でふわふわ感を再現しています。
純氷とは、逆浸透膜でろ過して水の不純物を平均値で99.5%カットした純度の高い水を、マイナス12度で48時間かけてゆっくりと凍らせたもの。時間をかけて作った氷は気泡が少なく、均等に氷の結晶体が並ぶので、ふわふわで繊細なくちどけのかき氷になるのだとか。
注目は、7月14日から新発売になった「氷 ピーチフルーツ」(699円)。純氷を削った山盛りのかき氷に、香り豊かなピーチシロップと練乳入りシロップをたっぷりとかけ、桃、キウイ、オレンジ、バナナなどフルーツをふんだんに盛り合わせた豪華なかき氷です。
ふわふわの食感とジューシーなフルーツの甘み、ピーチシロップの優しい香りが三位一体となった贅沢な味わいです。
そもそも、このふわふわかき氷がブームとなったのは、2014年に登場した「ミスタードーナツ」の「コットンスノーキャンディ」がきっかけ。口に入れた瞬間綿雪のようにふわっと溶ける食感に、多くの人が夢中になりました。今年は、チョコや抹茶フレーバーも仲間入りし、ラインアップを拡充させています。
ブームは、ラーメン屋にも飛び火しています。全国展開しているラーメンレストラン「どうとんぼり神座(かむくら)」でも、ふわふわ触感のアイス「チャーミースノーアイス」(325円)を6月8日から提供中。あつあつのラーメンを食べた後、冷たいかき氷はたまりませんよね。
今や全国で食べられるようになった"ふわふわかき氷"、未体験の人はご近所で一度お試しを。
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