世界最大の旅行口コミサイトTripAdvisor（トリップアドバイザー）は、世界の旅行者の口コミ評価をもとにした「トラベラーズ チョイス 世界の人気観光都市2014」を発表しました。

上位はヨーロッパ勢が独占

1位に輝いたのは、トルコのイスタンブール。世界遺産にも登録されている「イスタンブール歴史地域」をはじめ、東ローマ帝国時代に建設された「カーリエ博物館」などが人気を集め、昨年の12位から大きくランクアップしました。

ベスト25には、2位ローマ（イタリア）、3位ロンドン（イギリス）、5位プラハ（チェコ）、7位パリ（フランス）など、ヨーロッパの主要都市が上位を独占。アジアからは中国が北京や上海など7都市、インドがバンガロールなど3都市、ベトナムがハノイなど2都市、それぞれ入りました。

気になる日本ですが、「世界の観光都市」部門でランクインした都市はゼロ。「アジアの観光都市」部門で東京が12位に入るのがやっとでした。東京は同部門昨年2位から大きく順位を下げています。日本は円高が影響したと考えられますが、中国やインド、東南アジア各国に大きく後れをとっているのが寂しい現実。自慢の「おもてなし」はまだまだ浸透していないのかもしれません。

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