「デスクワーク中、気がつけば"猫背"になっていて・・・」という女性たちに、悲しいお知らせです。なんと、猫背の女性は実年齢より約5歳老けて見えていることが明らかになりました。
スマホの長時間使用も影響?
全国の20~50代の女性600人を対象としたアンケートによると、「猫背の女性は実年齢より老けて見えると感じる」「やや老けて見えると感じる」と回答した人は91.6%にものぼりました。また、猫背による"実年齢"と"見た目年齢"の差は、「4歳~6歳」と答えた人が66.7%と最大で、次いで「1~3歳」が18.5%となりました。たかが姿勢と軽視しがちですが、猫背による印象はかなり大きいことがうかがえます。
しかし、「あなたは以前と比べて猫背になったと思いますか?」の質問では55.4%が「そう思う・どちらかというとそう思う」と回答しており、猫背に悩む人は増えているのが現実のよう。「猫背になったことで、以前と比べて体の不調はありますか?」の質問に対しては「とてもある・なにかしらある」と答えた人は65%。具体的な不調では肩こり・腰痛がトップに選ばれましたが、老廃物が溜まりやすくなることで「むくみやすくなった」「太りやすくなった」「たるみやすくなった」といった"見た目年齢"に関わる回答も多くなっていました。
同アンケートでは、スマートフォンの利用時間と「以前より猫背になった実感」についても調査しており、利用時間が1時間以上2時間未満になると、「以前より猫背になった 実感がある」と答えた人は56.0%、2時間以上3時間未満となると、実感のある人は66.1%にまでのぼり、猫背の背景にスマートフォンの影響があることが示唆されました。電車内などでスマートフォンをいじりっぱなしという人は、目線をできるだけ高くして猫背にならないよう工夫してみるといいかもしれません。
※調査はソシエ・ワールドが2013年5月24日~5月26日にかけて実施
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。