1月に入り、銀座の西五番街通りにチョコレートファンの視線が釘付けになっています。
西五番街通りは、ベルギーの「ピエール・マルコリーニ」や「デルレイ」など有名ブランドが軒を連ねている「ショコラストリート」。周辺にも「ダロワイヨ」「ノイハウス」「リンツ」「メザージュ・ド・ローズ」などの人気ショップが点在しており、チョコレートを1日楽しめるエリアになっています。
そんなチョコレート激戦区に今年1月4日、新たに有名ブランドのお店2軒がオープンしました。
1軒目はすでに東京バーゲンマニアでも紹介した、フランスのチョコレートブランド「Joel Durand(ジョエルデュラン)」。ピエール・マルコリーニのお隣にオープンしました。関連記事:銀座ショコラストリートに鬼才「ジョエルデュラン」 世界初の試みも
そして、ジョエルデュランのショップに隣接する形でオープンしたのが、フランス・ジュラ地方で110年続く老舗ショコラメゾン「Hirsinger(イルサンジェー)」です。銀座店はフランス本国に次ぐ世界2店舗目。待ち望んでいた日本のファンにはうれしいニュースです。
本店と同じ、赤と黒を基調にしたイルサンジェー店内
人間国宝ショコラティエが作る絶品チョコレート
イルサンジェーのチョコレートは1900年のスタート以来、すべて手作りされています。職人技とも言うべき何層にも分かれたチョコレートのドレープが「カカオの深い苦味」と果物やハーブなどの「フランス産素材」を調和させ、豊かな風味を生み出します。
70種のチョコレートを直輸入
4代目の現当主エドワール・イルサンジェーは日本の「人間国宝」に相当するフランスの国家最優秀職人賞を受賞しています。銀座店では4代目が手がけたチョコレートはもちろん、100年前と変わらないレシピで作られた「トゥール・シェフ」など、本店で守られてきた約70種の手作りチョコレートを本国から直輸入して販売しています。
そろそろバレンタインの季節。お気に入りのチョコレートを探しに銀座へお出かけしてみては?
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。