今年は震災の影響のため,電力不足で節電対策が盛んです。6月になってから「スーパークールビズ」の話題が沸騰中! 男性はアロハシャツやかりゆしなどが解禁になっていますが、女性もノースリーブがOKという会社もでてきました。
「涼しく過ごせるので大賛成!」と思っている人は多いかもしれませんが、気をつけてください。あなたのファションセンスとマナーが問われています。
涼しければいい!は勘違い女よ
テレビで紹介されていたある企業の女性社員は、背中が大きくあいているノースリーブシャツを着用していました。男性社員はどう感じているのかハラハラして見ていると、実際に取材した男性アナウンサーが、「目のやり場に困った」とコメントしていました。
いくら節電といっても、周りの人がぎょっとするような露出度の高い服装はいかがなものでしょうか? 社風や業種にもよるかもしれませんが、TPOにあったセンスが必要です。
私生活で着るようなラフでカジュアルなノースリーブを会社に来ていくのは場違いのように思います。ふいの来客で、相手がもしビジネススーツであれば、なんだかちぐはぐな感じになってしまいますよ。
会社は会社、ビジネスの場ですから、ノースリーブといっても背中まで見えないもの、胸の谷間の見えないものを選ぶなどのマナーが必要です。膝上20センチのミニスカートやヒップラインぎりぎりのホットパンツも考えものです。
とはいえ、夏用アイテムをすべて買いそろえるのも大変なので、一工夫してはどうでしょう。たとえば、シンプルなTシャツならアクセサリーで外出着の装いに、露出の多いノースリーブは、薄手のカーディガンやボレロを羽織るといいかもしれません。
ビジネススーツの人の横に立ってもおかしくないコーディネートを心がけましょう。
アクセサリーや靴、バッグなどの小物を白で揃えると、さらに爽やかな印象
画像提供:海外ファッション通販サイトwaja
秋山いずみ
カラー・イメージコンサルタント、ウォーキング・インストラクター。「BalanSense(バランセンス)」主宰。パーソナルカラー、マナー、メイクアップ、骨格にあったスタイリングなどをテーマにしたセミナーを開催するほか、個人向けにショッピング同行やウェディングのトータルコーディネートなどを行う。
最新のセミナー情報 http://www.balansense.jp/index.html
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