2023/7/16

マツキヨがまさかのアパレル参入。本気コラボにSNS驚き...いったいなぜ?担当者に詳しく聞いた

マツモトキヨシらしい商品が作りたい

今回は、マツキヨココカラ&カンパニーの商品開発担当者にお話を聞きました。

――90周年を迎えて、あえてアパレル業界に参画するに至った経緯を教えてください。

「自社の取り組みとして店舗のリブランディングを行っており、新コンセプトのデザインを作ったときに、そのコンセプトを様々なアイテムに落し込むとどうなるだろう、と描いておりました。アパレルという、ドラッグストアの取扱商品とはまったく異なる分野でも、コンセプトや目指す方向が重なるブランド様となら『マツモトキヨシらしい』商品が作れると考えました」

「また、普段開発している商品は、基本的にお家の中で使用するものが大半で、愛用してくださっている方の姿を街中で見ることは少ない状況です。しかしアパレルなら、身に着けるものなので、街中でご購入くださった方を発見できるかもしれません。そして、『そのデザインおしゃれじゃない!』『このロゴはどんな意味?』『へー!マツキヨの新しいロゴなんだ』『これ、おもしろい!』。そんな楽しさもありだと考え、今回はアパレルで取り組むことにしました」

「matsukiyoTシャツ」。下:マッ黒(ブラック)、上:マッ白(ホワイト)サイズ:S~XXL 価格:5500円

――今回コラボレーションした4ブランドの選定理由について教えてください。

「そもそも今回の商品は、どこでも作れるような単なるコラボ商品ではなく、『このようなタイミングでなければ手に入らない』『〇〇(ブランド名)とマツキヨのコラボなんて考えもしなかった』『へー、おしゃれだし、絶対欲しい』など、わざわざ手に入れたいと思われるようなものを作りたいとの考えから、少し高くても価値があると思っていただけるようなブランドとのデザインを選定しました」

「一般的におしゃれと名高く、そのカテゴリーにおける知名度とステータスがあり、当社とのコラボレーションにご理解いただけるブランド企業様と連携させていただきました。また、各社様とも、新しいことや斬新なことに積極的に取り組んでいらっしゃるブランドであることもお声がけさせていただいた理由です」

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

[続き]発売後の反響は?
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