ヨーグルトに棒を挿してアイス風に
牛乳
牛乳も保存容器やフリーザーバッグに移し、冷凍庫で保存できます。使用するときは、半日程度冷蔵庫で解凍します。
「解凍すると分離してしまうので、飲む時はしっかり振ってから飲むのが良いですよ。」(西川先生)
また、冷凍した牛乳も加熱調理の材料にするのもおすすめ。凍ったままの状態で料理に使えます。
ヨーグルト
小さい保存容器に入れて冷凍庫で保存できます。ヨーグルトの酸味があり、さっぱりした味わいに。
「小分けになっているヨーグルトは、フタがついた状態で棒を挿してから冷凍すると、棒つきアイスのようにして食べられます。」(西川先生)
最後に、乳製品を冷凍するときのポイントを西川先生に伺いました。
ポイントは3つ。
1、鮮度の良い状態で保存する
2、空気を遮断する
3、ラップで包んでからフリーザーバッグで冷凍する
乳製品に限らず食材を冷凍するときは、「なるべく新鮮な状態で保存することが大切。冷凍時に空気を遮断することで酸化を防ぎ、ラップで包んでフリーザーバッグで冷凍することで乾燥を防ぐことができる」とのことでした。
冷凍を活用することで食材のムダを防ぐだけでなく、時間やお金の節約にもつながります。
「このように、食材を冷凍ストックしておくことを冷凍貯金とよんでいます。時間・栄養・お金を貯めることができますし、忙しい日々のくらしにゆとりと余裕がうまれるのでおすすめです。」(西川先生)
上手に冷凍術を活用してみてくださいね。
西川 剛史(にしかわ たかし)
冷凍生活アドバイザー。
大学では食品栄養学を専攻し、卒業後は冷凍食品メーカー、冷凍食品販売会社に勤務し、商品開発などの仕事に従事。その後独立して冷凍に関する第一人者として、テレビや雑誌、ラジオなどで、幅広く活躍中。家庭での冷凍テクニックを学べる資格講座を開講するほか、冷凍に関する新しい活動や事業、レシピ開発なども積極的におこなっている。
「冷凍王子の冷凍大全」(サンマーク出版)
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。