お米を洗った後の「とぎ汁」。なにげなく捨てていませんか? 実はそれ、かなりもったいないかも。お米のとぎ汁は、掃除や料理に使って「家事ラク」ができる、地味にスゴい存在なんです。
今回は、暮らしのなかで役立つお米の「とぎ汁」活用法を紹介します。
ギトギト油もノンストレス!
・油汚れは「とぎ汁のつけ置き」で落ちる
お肉を炒めたフライパンや、揚げものを作った後の鍋や食器。油がこびりついた洗い物って大変ですよね。
スポンジでこすってもなかなか落ちませんし、かといって洗剤をたっぷり使うのはもったいない......。
そんなギトギト油の洗い物にも、とぎ汁が活躍します!
お米のとぎ汁にはたんぱく質がたっぷりと含まれていて、これが"界面活性剤"の代わりとしては働いてくれます。
使い終わった食器やフライパンは、あらかじめとっておいたとぎ汁につけ置きするだけで、頑固な油汚れもスルっと落ちるようになります。
こすり洗いする手間と洗剤の量も節約できて、まさに一石二鳥の技です。
・魚焼きグリル・オーブントースターの汚れもすっきり
洗いにくい魚焼きグリルやオーブントースターを洗うときも、とぎ汁の出番! グリルとトースターのパーツをすべて外し、お米のとぎ汁でこすり洗いすると汚れが簡単に落ちます。
とくに便利なのが、焼き網の部分。
グリル・トースターともに網目についたコゲや汚れって、見た目以上に頑固。特にトースターは、使うたびに毎回洗うわけにもいかないので、蓄積したコゲがなかなか落ちません。こすりすぎて、スポンジがだめになってしまったことが何度もありました。
そんな焼き網も、「とぎ汁につけ置き+こすり洗い」のセットで、油と一緒にコゲが浮いてきれいに洗えます。
10分つけ置きしただけで、こんなに汚れがごっそり......!
お米のとぎ汁に含まれる乳酸菌には消臭効果もあるので、魚焼きグリルのニオイも一緒に落とせるメリットもありますよ。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。