おうちご飯が増えた今、食材の価格も大事ですよね。
今は何が高くて安いのか...農林水産省が公表した「野菜の生育状況及び価格見通し」をもとに、今月お買い得の野菜と逆にお高めになってしまう野菜を紹介します!
たくさんの野菜が「生育良好」
農林水産省は2021年3月2日、東京都中央卸売市場に出荷される野菜の主産地等から聞き取り調査をした結果を公表しました。
まず、例年と比べ生育が良好で安値傾向とされるのは......「はくさい」と「キャベツ」。特に茨城県の秋冬はくさいは、大玉傾向にあるそう。
画像は農林水産省ツイッターより
同じ葉茎菜類でも「ほうれんそう」「レタス」や、根菜類の「だいこん」「にんじん」、果菜類の「きゅうり」「なす」「トマト」「ピーマン」、土物類の「さといも」「たまねぎ」は平年並み(※)とのこと。
たまねぎは、北海道の貯蔵物中心の出荷になりますが、作柄が良好で大玉傾向だそう。
一方、生育期の少雨による乾燥などで細物傾向の「ねぎ」と、北海道の貯蔵量や鹿児島の生育遅延などの影響を受けている「ばれいしょ」は、高値傾向へ。
何かと使えるネギは、冷凍品などを利用してうまく乗り切りたいところです。
108円で買える記者愛用の冷凍ネギ
とはいえ今回は、天候が順調だったため「例年と比べて多くの野菜で生育が良好」とのこと。
ヘルシーな野菜を使ったレシピにチャレンジしてみては。
「サバ缶とキャベツの味噌煮」(画像は農林水産省ツイッターより)
※「平年並み」とは、平年との比率が80%以上、120%未満であることを示しています。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。