建機用油圧フィルタでグローバルトップクラスを誇る、総合フィルタメーカー「ヤマシンフィルタ」は2020年5月18日から、国産の「フィルタマスク」と「フィルタシート」を、自社サイトで販売しています。
6月からは小売店やドラッグストアなどでも購入できます。
⾧時間使用しても性能低下はわずか
一般の人はもちろん、医療従事者の人にも安心して使える製品として開発されたマスクとマスクシートは、世界初である独自のナノファイバー量産技術による「超高捕集効率」と「性能持続性」が特長です。
一般的な使い捨てマスクに使用されている化学繊維は、網の目が荒く静電気の帯電によってゴミやウイルスを捕集するのに対し、同社のマスクやシートに使用されている「YAMASHIN NANO FILTER」では、複雑な3次元構造を形成し、超微細な空隙がウイルスを効果的に捕集してくれます。
また同社のマスクフィルタは主にナノレベルの空隙で捕集するため、長時間使用しても捕集性能がほとんど低下しないのもポイント。
「ヤマシンフィルタ」の発表によると、一般的使い捨て不織布マスクでは24時間使用で当初性能の約35%に低下、高性能マスクも約78%まで低下する中、同社のマスク用フィルタを使用したマスクは、約90%の性能をキープできるとのこと。
またマスク及びマスクフィルタは押し洗いを5回行っても捕集性能の低下はほとんどないことが、社内試験で立証されています。
ちなみに同社では「ヤマシン・フィルタマスク」「N95マスク」「一般的使い捨て不織布マスク」「布マスク」の4種を対象に独自の比較実験も実施。その結果、「ヤマシン・フィルタマスク」は、医療現場の需要も高まる「N95マスク」と同等の捕集性能を有しているという結果になったといいます。
なお捕集性能の低い「一般的使い捨て不織布マスク」や「布マスク」も、同社のフィルタと併用することで「ヤマシン・フィルタマスク」に匹敵する性能を発揮するとのことです。
価格は、マスクの場合は5枚入りで825円。フィルタシートは30枚入りで1078円です。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。