動画共有アプリ「Tik Tok(ティックトック)」が、新型コロナウイルス感染症の情報共有を積極的に行っています。
SNS上で「かなり見やすい」「有能すぎる」などと高い評価が寄せられていることを知り、今回初めてTik Tokをダウンロードした記者。初心者目線で、情報の見方などを紹介します。
各都道府県、世界の状況を一覧に
まず、アプリ(記者はAndroid版)をダウンロード。「動物・ペット」「How to・役立つ」「ファッション」など、自分の興味のあるカテゴリーの選択を求められるので、該当するものを選択すると、視聴が可能になります。アカウント登録はしなくても、利用できます。
(画像はTik Tokアプリより)
視聴を開始すると、おすすめの動画が表示されます。右上に「COVID-19」のアイコンがあるので、タップしてください。すると、すぐに新型コロナの感染者数などの情報ページに移動します。もしアイコンが表示されていない場合は、画面下のアイコン「レコメンド」を押してください。
または、「レコメンド」の右横のアイコン「トレンド」で「新型コロナウイルス」や「コロナ」など検索すると、感染者情報ページへ案内してくれるバナーが表示されるので、こちらをタップしても同じページにたどり着きます。
(画像はTik Tokアプリより)
日本国内の感染者数だけでなく、タブを切り替えると、全世界の感染者状況も見ることができます。
(画像はTik Tokアプリより)
日本国内のページ上部には、「感染者数(前日比)」「感染者数(累計)」「死亡者数(前日比)」「死亡者数(累計)」「退院者数(前日比)」「退院者数(累計)」の6項目がわかりやすく表示されています。
(画像はTik Tokアプリより)
さらにスクロールしていくと、都道府県別の「感染者数(前日比)」「感染者数(累計)」「死亡者数(累計)」がまとめられています。
(画像はTik Tokアプリより)
「もっと見る」のボタンをクリックすると、「感染者数」「死亡者数」「退院者数」が経過がわかりやすい「折れ線グラフ」でも確認できます。
なお、若干のタイムラグはあります。記者が2020年4月3日13時過ぎに確認したところ、更新日時は前日2日の昼12時でした。
SNS上では、「見やすい」「わかりやすい」「まとまっている」などと好評で、コロナ対策のためにTik Tokアプリをダウンロードしたとの声も出ています。
首都圏を中心に、日に日に感染者数が増えている今、若い利用者も多いTik Tokのこうした試みは、危機感の共有に貢献しているといえそうです。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。