筆者は子供3人の5人家族です。4月には三男が小学校に入学するため、全員通学用に小児用PASMOを持たせることになります。通学定期のため、通学区間は何度でも乗車できますが、通学区間外の場合はチャージしていなければ改札を出られません。
最近は、PASMOにスマホをかざすと残高がわかるアプリもありますが、小児用PASMOへのチャージは、基本的には券売機です。残高が足りない場合は券売機やセブン銀行ATMに行ってチャージしなければなりません。残高が足りないと子供から連絡があったとしても、遠隔でチャージすることができないので不便です(東急線は東急カードでオートチャージサービスがあるため、筆者はこちらを利用)。
家族一人ひとりのキャッシュレス化を進めるのはそれほど難しくないのですが、家族全体でのキャッシュレス管理は難しいのが現状です。
18歳以上の場合
まず、子供も含めて、家族全員が18歳以上の場合は比較的簡単です。クレカには家族カードが用意されているため、家族カードを発行しましょう。
家族カードの場合は、本会員よりも年会費が安く、全て本会員に請求があります。従って、どこで・いくら使ったかなどの管理もできます。
家族カードの条件は「同居」や「同姓」条件など、カード会社によって異なりますが、「生計を共にする」条件だけの場合は、一人暮らしや留学などで同居していない子供にも持たせる事ができます。
クレカ決済時のポイントは本会員に付与されるため、ポイントが分散することもありません。
16歳~18歳の場合は?
18歳となると大学生以上になりますが、高校生で留学したいと言うような場合はデビットカードの家族カードもあります。
Visaなどの国際ブランドがついたデビットカードは海外でも利用することができます。
デビットカードは、基本的には16歳以上(15歳の場合もあり)が申し込みできますので、高校生で留学したい・全寮制の高校に行くなどの場合にはおすすめです。
しかし、家族カードのあるデビットカードは少なく、対象の銀行口座を保有する必要があります。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。