美容家が教える 大人のプチプラコスメ
エイジング美容研究家として活躍する遠藤幸子さんが優秀なプチプラコスメを紹介。大人の女性でも満足できるアイテムをプロの目線から厳選、詳しい解説とともにお伝えします。
2020/1/16

美容家がダイソー「リップオイル」を徹底検証。 ハイブランドと比べてみたら...

ハイブランドと徹底比較した結果

まずはカラーについてご紹介してきましたが、塗り心地や仕上がりについても検証してみましょう。筆者手持ちのディオール アディクト リップ グロウ オイル #012 ローズウッド(税抜3800円)と比べてみました。

まずは発色と仕上がりについて。よく似ているBR-1(ピンクブラウン)とそれぞれ腕に二度塗りしてみました。

同じカラーではないので本来比べるのは難しい部分もあるのですが、UR GLAMの発色がかなりいいのは上の画像からご確認いただけるかと思います。

唇にふっくらとしたボリュームを出して唇の縦じわが目立たなくなるのは、両者の共通点です。しかし、このボリューム感については、UR GLAMの方が優れていて、唇の縦じわがより目立たなくなります。

ただ、ムラなく均一に塗るという点では、ディオールに軍配が上がります。ディオールの方がきれいな仕上がりです。ただ、唇はフラットではないので、この違いは実際には大きく影響しません。

次に塗り心地についてですが、キャップに内蔵されているアプリケーターの形状が大きく影響しているようです。

画像右がディオール、左がUR GLAMなのですが、ディオールのアプリケーターが太く絶妙に唇にフィットする形状であることから、均一な仕上がりを叶えています。

唇にあてた時の感触もディオールの方がソフトですが、UR GLAMが悪いということも全くありません。むしろUR GLAMの方が小回りがきいてはみ出しにくいというメリットがあります。

フィット感やモチについてはディオールに軍配が上がるものの、全体的に見てUR GLAMのリップオイルは、ハイブランドであるディオールにも大きく引けをとらないと感じていてかなり優秀です。

UR GLAMのリップオイルは、1本税抜価格100円なので、手持ちのコスメに合わせていくつものカラーを揃えることができるのも嬉しいところです。ヒットの予感がするUR GLAMのリップオイルに注目です。

筆者紹介

遠藤幸子 遠藤幸子

エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインフォマーシャルなどに出演。ウェブ、雑誌等にコラムを執筆するほか、コスメブランドの広告なども手掛ける。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索。豊富な自己体験を元に情報を発信中。公式サイト『アンチエイジング ジャーナル

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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