30%以上の人が今まで誰とも付き合ったことがない――。コミックシーモアが独身の男女を対象にアンケート調査を行ったところ、驚きの結果が出ました。
若者の恋愛に対する草食化については「女性の社会進出などライフスタイルの変化や不景気が原因」などさまざまな説がありますが、恋人がいない本人は何に原因があると考えているのでしょうか? 男女別に見てみると、ちょっとした差が浮彫りになってきました。
男は自分を責める、一方、女は...
3424人の独身男女に「現在、恋人はいますか?」と質問したところ、「はい」と回答した人は19.8%に留まりました。反対に「いいえ」と回答した人は80.2%に上り、実に8割以上の人に「恋人がいない」という結果になりました。
また、恋人がいない期間について聞いてみると、最も多かったのは「3年以上」で38.2%と最も多く、続いて多かったのが「誰とも付き合ったことがない」で、なんと31.6%になりました。3人に1人の割合で誰とも付き合ったことがないというのは、かなり多いように見えます。
「恋人ナシ人口」が多いという現状はわかりましたが、一体何が原因なのでしょうか――。現在恋人がいない人に、恋人がいない理由を聞いてみると興味深い結果が出ました。
男女合わせた回答は、1位が「出会いがない」(37.0%)、2位が「欲しいと思っていない」(28.2%)、3位が「自分に自信がない」(22.9%)という結果に。ただ、男女別にその割合を見てみると少し違っていて、女性は、
「出会いがない」37.4%
「欲しいと思っていない」28.0%
「自分に自信がない」22.4%
と全体とほぼ同じ数字で、「出会いがない」という環境の不遇を嘆く傾向が強いと読み取れます。一方、男性は
「欲しいと思っていない」32.2%
「出会いがない」31.7%
「自分に自信がない」30.0%
と「欲しいと思っていない」「自分に自信がない」などの項目の割合が女性に比べて高くなっていて、恋人がいないのは自分自身の問題と考える傾向が女性より強いようなのです。同じことでも男女で考え方に差はあるのは興味深いですよね。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。