松坂屋銀座店が惜しまれつつ閉店する時、宝飾品も値下げされ、売り場の婦人の「冠婚葬祭に使えるから持っておいたほうがいいわよ!」という売り言葉にのせられて、つい購入した2万円のパールネックレス。とくにその後使うこともないまま、引き出しに眠っています。もったいなくて使えないのと、クラシカルなデザインに合う服がありません。
本物だろうがプラスチックだろうが等しくパール
パールは、女性らしさを引き出してくれるマストアイテム。昔たまに見てもらったネパール人の占い師にも、恋愛運を高めたい女性にはパールがおすすめ、と聞かされていました。
しかし貧乏性の私は、パールといっても淡水パールしか持っておらず、控えめな存在感はかわいかったのですが、輝きも少なく地味な感じになってしまいました。そんな時、たまに手を伸ばしていたのが、あからさまなプラスチックのパールです。セレクトショップで売られているときは表示に、ただ「パール」と書かれていて、本物のパールも貝パールもプラスチックパールもコットンパールも等しく「パール」と称して良い習わしみたいです。
惣菜でも、たまにどう見てもカニかまなのに「カニサラダ」と表示に書いてあったりしますが、ファッションの世界もざっくりしているのでしょうか。
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