昨年の父の日には子どもから何かしてもらいましたか――? 子どもがいる男性に聞いたところ、「してもらった」が47.3%、「してもらわなかった」が52.7%と、何かしてもらった父親は2人に1人以下という結果でした。案の定というべきか、母の日の実施率60.2%と比べ、大きく下回っています。
今年の父の日に対しても世のお父さん方の期待値は低く、71.9%の父親が「どちらかといえば期待していない」「期待していない」と答えています。
母の日に比べて、忘れられがちな父の日。「これも男親の宿命。仕方ないよね」と一瞬思ってしまった記者ですが、父親たちが語る「今までの父の日で1番嬉しかったこと」に涙......。お父さん、今まで色々ごめん!
さりげないけど......父が男泣きしたプレゼント
・名前入りの高級な日本酒をもらったが、飲むのがもったいなくて今もそのままにしている。(60代男性/秋田県)
・普段自分では買わないような高価なベルトをもらったけど、もったいなくて特別な日にしか使えない。(60代男性/三重県)
分かります。値段が高いからではなく、お子さんの気持ちがもったいないんですよね。
・子どもが幼稚園に通っていたころ、父の日に絵を描いてきたことを今でもよく覚えている。(40代男性/神奈川県)
・15年以上前、子どもがまだ小さい頃にくれた「肩たたき券」 結局使わずに今でも大切に持っている。(50代男性/愛媛県)
な、泣ける......。そういえば私の父も、私が幼いころ作って渡したお守りをいまだに財布に入れています。子どもが幼いころの思い出は格別なのでしょう。
・初めての給料で座椅子を買ってくれたこと。 ボロボロの座椅子を使っていたのを見ていたことと、初月給というのがすごくうれしかった。 涙が出てしまった。(50代男性/山口県)
まさに男泣きですね。親子の絆を感じるエピソードです。
普段はお父さんと会話する機会が少ない人も多いと思います。今年の父の日はお父さんを誘ってお食事にでも出かけてみたらいかがでしょう?
調査はウェブクルーが2016年4月18日~24日、全国の父親3231人を対象にインターネットで。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。