2016年3月25日、JR新宿駅の駅チカに新たな商業施設「NEWoMan(ニュウマン)」がオープンします。
この施設をつくったのは「ルミネ」。ですが、ニュウマンは「既存のルミネ各館とは全く異なる新しいコンセプト」で開発されました。一足先に潜入してきた記者が、その中身をレポートします。
「ブルーボトルコーヒー」もやってくる
ニュウマンはJR新宿駅のできたばかりの出口「ミライナタワー改札」を出てすぐ正面にある「JR新宿ミライナタワー」の6フロアと新南口駅構内の1フロア、線路上空部の3フロアを指します。といってもエキソトになるエリアも直通、雨の日でも傘をさすことなく入れるので、ほぼエキナカという感覚です。
コンセプトは「女性が輝き続けることができる経験と価値を提供する」こと。ファッションにとどまらず、新しいものや体験からインスピレーションを受けられる施設を目指しています。それを示すのが、「新宿初出店」「新業態」の店舗数の多さ。約100ショップのうち8割ほどが新宿エリア初登場なんです。
たとえば6階のカフェレストラン「ROSEMARY'S TOKYO(ローズマリーズ トウキョウ)」は日本初上陸。都内近郊の生産者から届く新鮮素材にこだわり、デリやサラダ、パスタといったイタリア料理を提供します。中でも女性たちの人気を集めそうなのが「生ハムとルッコラ、季節のフルーツのフォカッチャピザ」。内覧会ではなんとイチゴがのっていました。残念ながら記者は食べられなかったので、食べた人のご報告をお待ちしております。
個人的にびっくりしたのはテラス席の緑の多さ。高層なので新宿のど真ん中なのにとっても静かで、緑に癒されてリラックスした時間を過ごすことができます。お店に入らずとも、開けた屋上でのんびり時間を過ごしてみるのもいいかもしれません。
新宿エリア初出店として内覧会でも多く注目を集めていたのが「ブルーボトルコーヒー」です。焙煎してから48時間以内の豆のみを店頭に並べる、サードウェーブコーヒーのブームの一端を担うこだわりのお店が、満を持して新宿へやってきました。新宿限定のフードメニュー「生ハムとゴーダチーズのサンドイッチ」に加え、ドリンクボトルや手ぬぐいといった限定グッズも用意されています。
もちろんファッションも充実しています。新宿エリア初出店のユナイテッドアローズの大人なコレクション「ASTRAET(アストラット)」(2階)や、トゥモローランドが日用品からラグジュアリーブランドまでセレクトしところ狭しと並べた新業態「SUPER TML MARKET(スーパー ティー マーケット)」(1階)など。流行への感度とクオリティ、どちらも備えたアイテムが集まります。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。