2016/3/20

腸は老化も左右する! 老けないために始めたい「育菌」とは?

どれも毎日できることばかり!

そんな腸内フローラを整えるためには、「育菌」が重要なカギを握ります。

まずは善玉菌を増やすことが大切。そのためには、発酵食品や乳酸菌、ビフィズス菌などを豊富に含む食品を積極的に摂取することがおすすめです。毎日数種類口にするよう心がけましょう。

また、食物繊維を豊富に含む食品を摂取することも腸内フローラを整えるのに効果的です。食物繊維は、腸内フローラを構成する細菌の餌になります。特に水溶性食物繊維の多いゴボウやアボカド、オクラなどを積極的に摂取しましょう。

このほか、老廃物を排出し、腸内を掃除することも善玉菌を増やすのに効果があるようです。豆類、イモ類、キノコ類などの不溶性食物繊維を多く含む食品を積極的に摂取するほか、腸を刺激する腸揉みを行うのも効果的です。腸揉みは簡単な方法だと、おへその指3本分くらい左横にある位置に両手の人差し指、中指、薬指をそえます。そこからおへそを中心にして反時計回りに両手を動かします。これを4、5周程度行いましょう。力加減は、老廃物を移動させるイメージで少し強めにも腸をもみほぐすような要領で行うのが効果的です。

もちろん、悪玉菌を増やさないように気をつけることも大切です。悪玉菌は、肉などの高脂肪・高タンパク質の食品を好む傾向にあります。そのため、それらの食品を過剰に摂取しないよう心がけましょう。

ご紹介した育菌の方法はどれも難しいことではありません。大切なのは、毎日続けていくこと。さあ今日から育菌を始めて健康な体と若々しい美肌を育まれてはいかがでしょうか。


遠藤幸子 遠藤幸子

エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインフォマーシャルなどに出演。ウェブ、雑誌等にコラムを執筆するほか、コスメブランドの広告なども手掛ける。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索。豊富な自己体験を元に情報を発信中。
公式サイト『アンチエイジング ジャーナル

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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