「幸福のチョコレート」ってご存知ですか? 通販サイト「フェリシモ」が運営する、世界のチョコレートばかりを集めたチョコファンにはたまらないカタログです。「ローカルチョコレート」をテーマに掲げ、バイヤーのみりさんがその足で世界を駆け回って見つけてきた、著名ではないけれど地元で愛されているおいしいチョコばかりが集結しており、そのためここでしか食べられない・日本初上陸のチョコが大半を占めています。
2015年11月30日、そのみりさんから直接お話を聞きながらチョコを楽しめるレアな会員向けセミナーが開催されると聞き、参加してきました。
本店は、電車で2時間 野生のシカもいるような場所
会場には平日にもかかわらずチョコレートファン約20人が集合。みんな貴重なチョコレートを前に目がキラキラしています。19年間バイヤーを務めるみりさんの知識は本やインターネットからではなく「チョコから教えてもらった知識」といい、直接ショコラティエと交渉しチョコレートを味わってきた経験を面白おかしく、そしてリアリティたっぷりに語ってくれました。
初めに、電車で2時間+タクシーで、野生の鹿やグースに会いながら、「誰が買いに来るの」と思うぐらい郊外にある本店まで行って、ショコラティエから直接買い付けてきたという「ピーター バイヤー」(デンマーク・コペンハーゲン)のチョコレートが紹介されました。
ショコラティエが国際的な舞台には出てこないため、とってもレアなチョコレートです。
ピーター バイヤー「ラブ バイト」
今回はその中でも真っ赤なビジュアルが目を惹く「ラブ バイト」をパクリ。カリッとした赤いカバー(外側)のラズベリーの甘酸っぱさにきゅんとさせられた後に、中身の酸味がほどよく効いたすっきりした甘みが広がります。みりさんが「レモンライムとホワイトチョコレートを合わせるとヨーグルトのような独特な味になるんです」と説明してくれた通り、ヨーグルトみたいな爽やかな味。中心にはアーモンドが入っていて、香ばしさもプラスされています。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。