2015/9/25

辛酸なめ子の下取りメモリアル#58 冷静と情熱の間の靴下

たまに問屋街のバザーに行き、安いスリッパや手袋など雑貨を買うことがあります。バザーで買った500円のスリッパが、恵比寿アトレの雑貨屋で1200円で売られているのを発見した時は嬉しかったです。

ただバザーの品はデザインが微妙なものが多く、冷静になってみたらダサい靴を買ってしまったこともありました。安いとはいえ5000円以上したので、もったいないです。バザーではあまり高価な物には手を出さないように心がけています。するとまた200円の光るイルカのおもちゃとか、キッチュなものをたくさん買ってしまうのですが......。

日本でたとえるなら神田うののストッキング

そんな中、かなり気になったのが「爆熱王靴下」という商品。お店のブースには「爆熱王靴下」という貼り紙があったのですが、パッケージには韓国語の表記のみ。まず目に飛び込んできたのは紫のパッケージに印刷された、韓国人マダムの写真です。パールのネックレスにシャネル風スーツを着用。余裕の笑みを浮かべていて、かなりのセレブであることが伝わってきます。日本のセレブに例えると神田うのの写真がストッキングのバッケージに印刷されているようなものでしょうか。

この爆熱王はウェットスーツと同じ素材でできていて、発熱するためかなり暖かいそうです。同じ物を買った人に聞いたら、真冬でも全然寒さを感じないほどだったとか。冷え性として救世主のような靴下ですが、デザインが微妙ではく気がおきません。ネットの類似商品には、なぜか表には犬の骨のイラスト、裏にはタコという脈絡ないデザインの物も。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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