2014年3月、ブロードウェイにてオープンしたディズニーの最新ミュージカル『アラジン』。徹底的なエンターテインメント性が貫かれ、小さな子供から年配の人たちまで、あらゆる層から圧倒的な支持を得て大ヒットしました。現在ブロードウェイでは最もチケットの取りにくい公演となっています。そのヒットミュージカルが、どの国よりも早く、この5月に日本に上陸します。
本公演の前売りは既に始まっていて、12月末までの約7か月間のチケットの残席は僅かの状態になっています。急遽、来年5月末までのロングランを決定し、4月19日(日)から前売りを行うことになりました。ここでもチケット争奪戦は必至で、ことによると開幕前に1年分のチケットが売り切れるという世界の演劇界でも例のない出来事がおきるかもしれません。
大ヒットしたアニメーションを、想像を超えた舞台化に成功
このミュージカルはそのタイトルの通り、1992年公開の劇場版長編アニメーションをベースとしています。
砂漠の王国アグラバーに住む貧しくも清い心をもった青年アラジンと、その王国の姫ジャスミンとの恋模様を軸に、ランプの精ジーニーや、王国の支配を企む邪悪な大臣ジャファーら数々の登場人物とのエピソードが織り込まれたストーリ-で、冒険とロマンス、感動に溢れています。
このアニメーションのストーリーラインを踏まえ、脚本、楽曲、舞台美術等のあらゆる分野で、ダイナミックでゴージャスな工夫を施しました。
音楽では、アカデミー賞主題歌賞を受賞した「ホール・ニュー・ワールド」をはじめとするアニメーション由来の楽曲に加え、映画では使用されなかった未発表曲や新たに書き加えられた楽曲が加わり、その多彩なメロディーが物語や登場人物の心理をさらに深めています。
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